(旧)自立生活センター・昭島の日常

東京都昭島市でひっそりと(笑)活動している福祉団体。地域で暮らす障害者の生活サポートや情報提供、移送サービスなどをやっています。

完全にバリアフルな日常(笑) 相変わらず、写真いっぱい

最近更新するのは、このカテゴリーばっかり(笑)。

バリアフリーの日常」なのに、真逆の「バリアフル」情報をダラダラと垂れ流しているコーナー。
今回は、日帰りバスツアーに参加してきた。
アーバスなので、もちろんノンステップではないし、もうこの時点からバリアがある。
行ってきたのは風光明媚な景勝地、国の文化財にも指定されている長野県の上高地
 

  

 
朝8時。立川駅北口ファーレに集合し、大型バスに乗り込み上高地を目指す。
2回の休憩を含めて、往路約4時間!のバスの旅。
ツアー参加者は、上高地の入り口である「大正池」、「上高地帝国ホテル前」、「上高地バスターミナル」のいずれかで下車し、後は4時間たっぷり自由時間。
16時に、上高地バスターミナルに停車してあるバスに集合し帰京。
復路ももちろん4時間かけるので、つまりこのツアーは全12時間の丸々半日を費やす長丁場。
 
 
中央道下り松本ICで一般道に降り、国道158号をぐんぐん進み、バスは最初の下車場所である大正池に到着。
大正池に行くには、まず階段を下りなければならない。
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もう完全にバリアフルだね(笑)。


舗装されていないけもの道(笑)を、更に歩いていく。
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ここが大正池
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大正時代に焼岳が噴火し、梓川が堰き止められてできた池だから「大正池」と言われたとか、水面に映る山々が上下対称になって見えるから「対称池」→「大正池」になったとか、諸説ある池。
立ち枯れの景観がキレイなこの池も、堆積する土砂のために年々面積が縮小していると言われている。
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さぁ、ここからどんどん歩いていくよ。

 

何か……雲行きが怪しくなってきた?
バスの中で、添乗員さんが「3時くらいに雨が降るかも……」と言っていたが、こんな早い時間から雨が降ってきちゃうの??
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目の前に焼岳が広が……雲に覆われていて、よく見えない(笑)。
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田代池・田代湿原。
湿原と言っても、降雨状態で見ると、ただの草原だ……。
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氷点下でも凍結しない田代池。
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ガッツリ雨が降ってきた。
折りたたみ傘と、100円ショップで買った雨合羽を着て更に歩いていこう。
 
 
梓川コース・湿原コースとあるので、湿原コースをすすむ。
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合羽は着ているが足元は普通のスニーカーなので、もう浸水してきた……。
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田代橋・穂高
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土砂降りな雨のせいで、梓川が結構な激流になってきた(笑)。
だけれども、水は川底が見える程キレイ。
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ウェストン碑
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イギリス人宣教師であり登山家でもある、ウォルター・ウェストンを讃える石碑。
上高地を含む日本アルプスの山々を世界に知らしめた人。


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横にはウェストン園地もある。
一瞥しただけなので、写真はない。


まだまだ先は長いよ……。

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上高地の超メジャーポイントの河童橋が見えてきた。
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この橋は5代目。
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河童が棲んでいそうな流れの速い川だからとか、橋が架かっていない時代に、頭に衣類を乗せて川を渡った姿が河童に似ていたからとか、ここにも諸説あるみたい。
どちらも、そんな理由で橋の名前にするなよとツッ込みたくなるね(笑)。


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山の天気は変わり易いの言葉通り、さっきまでの大雨がちょっと落ち着いてきている。
それでも、まだまだ傘や合羽は手放せない。かっぱ橋なだけに(面白くない)。
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岳沢湿原
幻想的な風景が続く。
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この辺から、どこを撮ったかよく覚えていない(笑)。
ちょっとダラダラ画像を貼り続けていく……。
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途中から遊歩道が工事中になっていたので、車両専用道路を通らざるを得なかった。
車両専用だから広いし道はしっかりしていたけど、見える景色は何だか味気なかった。

最終目的地はここ、明神池。
鳥居をくぐって……、
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穂高神社奥宮。
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明神池には、「明神一之池」と「明神二之池」があり、これらを見るためには拝観料(300円)が必要。
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一之池の先には……
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賽銭箱がポツ~~~ン。
ここで何をお祈りするの?


この池だけでなく、今まで歩いてきた場所の殆どが、自然をそのままにするためか、最低限度の整備しかしていないので、足元が不安定。
車いすどころか、歩くのも大変。
一之池から二之池までは、通路の大半が木の根が張り出した状態なので、雨で滑りそうなのでちょっと怖い(笑)。
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二之池の行ける限界から振り返って見てみると……、
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ファインダー越しの景色はキレイだったけれども、実際の写真はこんな感じ。
全くセンスないなぁ……。

 
嘉門次小屋。
上高地で猟師をし、山案内人としても有名な上條嘉門次の名前を冠した山小屋・食堂。
イワナが美味しいらしいよ。食べていないから、本当かどうかは知らない。
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明神橋から梓川を渡って、河童橋方面へ戻る。
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雨がやんだり降ったりの状態になってきた。
晴れていたら木漏れ陽がキラキラするのかもしれないなぁとか、森林浴できたらなぁとか思いながら歩く。
マイナスイオンがどうたらこうたらって、いわゆる似非科学なんだよねなどと考えたりして(笑)。
この辺りの写真は、全く撮っていないよ。


河童橋の手前にある、穴場スポット清水橋。
水中に見えるのは梅花藻。
花が咲く季節になると、水面に小さな花がたくさん現れるみたいだよ。
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再び河童橋
雨はほぼやんだようだ。
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穂高連峰のキレイな景色が……、
まだまだ雲に覆われていた。
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もうすぐゴールの上高地バスターミナル。
ここまで歩いてたっぷり3時間。
一旦バスに戻って、ぐちょぐちょに濡れた靴・靴下を、予め用意していたサンダルに履き替えた。
ちょっと気分が晴れた(笑)。
もうこの時点で15時を回っていたので、かなり遅めの昼食を摂ろうと、バスターミナル横の食堂に行ったら……、
15時で営業終了していた。
お土産売り場と売店しか開いていなかった。
……と同時に、本日最強の激しい雨になってきた。
せっかく晴れた気分が台無し。
 
売店で軽食を購入して、上高地インフォメーションセンターで休憩&昼食。
外は相変わらずの雨模様だが、近隣の宿泊施設にチェックインすると思われる人たちが、雨の中ぞろぞろやってくる。
 
 
散策の殆どが雨降りだったけれども、それでも流石の景勝地
キレイな景色に圧倒されっ放し。
山々の上半分が雲に覆われていたのは残念だけど……。
 
 
帰りの時間になったので、バスは東京を目指して出発。
往路と同様2回の休憩を含めてきっちり4時間、予定通りに立川北口に到着。
完全なバリアフルなバスツアーは全て終了。