バリアフルの日常
健常職員が、プライベートで遊びに行った場所は、バリアフリーかバリアフルか?
これまで行った場所は、バリアフル率が高かったけれど、今回はどうかな?
……バスツアーとかビール工場とか、遠いし現実的ではないって?
まぁ、個人的に遊びに行っているついでに写真を撮ってきているだけだからね(笑)。
今回は、これまでよりは近場に行ってきたよ。
東大和市民なら8割以上の人は知っていると思う宮鍋製茶。
創業230年の古い歴史があり、東京狭山茶ブランドが有名である(……と思う)。
今は他市に転出したけれども、幼少のころから長年東大和市で育ったので、小学校の工場見学ではここに行った記憶もある。
宮鍋製茶は、近年は製茶だけでなく広くお茶の魅力を発信・創造していこうと、「こだわり緑茶」や「フレーバー紅茶」の提供や、製茶工場の 一角にカフェ「cafe de 幸右衛門」をオープンさせた。宮鍋製茶の対外的な名称も「幸右衛門茶舗」としたみたい。
カフェができたというのは、情報誌か何かで見たので知っていたが、オープンからもう3年経っていたようだ。
店舗は、最寄駅(西武多摩湖線:武蔵大和駅)から徒歩15分とちょっと遠い。
この日は自家用車で行ったので、距離は関係ないけど(笑)。
正面門。
いかにも日本家屋な雰囲気を纏っているけれども、業務形態を拡張した流れで建て替えたっぽい新しさ(笑)。
実際のところ、昔のままなのか新築したのか知らない。
秋の新作メニュー新登場!
ちゃんとスロープが用意されている。
いかにも後付けなスロープだけれども、無いよりはまし(笑)。
……しかし、せっかくスロープがあっても、この扉はちょっと狭そう。
入り口はちょっと狭いけど、店内はテーブルがゆったりと配置されているので、車いすのままでも余裕で入れそう。
但し大人数で行くのは、やっぱり狭く感じてしまうかもしれない。
メニューは、パンやパスタの軽食・セットメニュー、抹茶パフェ、抹茶ロールケーキやパンケーキの甘味・スイーツ類、珈琲・紅茶・ソフトド リンクなど。
初めて訪れた今回は、せっかく“秋の新作メニュー”が登場したので、その中から選んでみた。
選んだのは「きのこたっぷり山形牛のデミグラスハンバーグのランチセット(パンと紅茶)」と「濃厚抹茶のロールケーキ(煎茶付)」。
最初に来たのはサラダ。
シーザードレッシングがかかっている。
味は……味覚には人それぞれの好みがあるので、感想は割愛する。
決して不味くはないけれども、ひと言で言うなら「普通」(笑)。
……そもそも、山形牛が一般的な牛肉とどう違うのが判らない。
お茶屋さんが経営しているカフェだけど、それを前面に押し出してきている訳ではない。
「バリアフルの日常」なのに、立地条件以外マイナス部分が無いのかというとそうでもない(笑)。
後からスロープを設置された事からも判るように、元々このカフェはバリアフリーな店舗ではなかったようだ。
その理由はトイレ。
いわゆるバリアフリートイレは設置されていない。
1人しか入れないような、個室の普通のトイレ。
普通のトイレでも、個室の手前まで車いすで行って、そこで乗り移れば何とかなるかもしれないけれども、そこに行くのもちょっと大変そうなくらい。
食後にもうちょっとガマンできて、ちょっと足を運べるなら、ご近所にニトリやコジマ×ビックカメラがあるので、そこなら多目的トイレがあ りそう(確認していないので有無は不明)。
わざわざバリアフルな場所を選んで行っている訳ではないので(笑)、個人的には満足して帰路についたとさ。
宮鍋製茶(幸右衛門茶舗)については→こちら http://kouemon.jp/
cafe de 幸右衛門については→こちら http://cafedekouemon.com/
by:は