(旧)自立生活センター・昭島の日常

東京都昭島市でひっそりと(笑)活動している福祉団体。地域で暮らす障害者の生活サポートや情報提供、移送サービスなどをやっています。

エアコンが利くしあわせ……。

移送サービスの車輌・キャラバンのエアコンが利かなくなった。

実は7年前にも、エアコンの修理をしている。
当時は、何故かリア側だけが利かなくなって、コンプレッサーなどの主要部品も交換すると15万円~の概算見積もりだったが、不具合ヶ所はクーラーパイプだったようなので、パイプのみの交換で済んでいた。
エアコンの修理は、不具合ヶ所だけを修理しても、それまで保っていたパーツのバランスが崩れ他にも不具合が発生し、余計に修理費用がかかるという“負のスパイラル”に陥りやすい部分であるらしい。

幸いな事に当時の修理では、このスパイラルにははまらず、その後は快適に過ごせていた。


ところが、である。
去年の初夏。

猛暑と予想されていた頃に、エアコンが利かない事が発覚した。
もう既に暑い日が続いていたので、ディーラーに相談しに行った。

ガス漏れしている可能性があるので、とりあえず、蛍光剤入りのクーラーガスを補充し様子を見る事にした。
結果、無事快適な夏を過ごす事が出来ていた。



今年の2月。キャラバンの車検だったので、ついでに様子を見てもらったが、ガス漏れの異常は見つからなかったので安心しきっていた。



更に、ところが、である。

先日の蒸し暑い日の移送の際、窓を開けているだけでは耐えられなくなったので、エアコンをかけてみた。


…………。




利用者のお宅にお迎えに行く15分間、風量MAXにしていた吹き出し口から出てきたのは、中途半端な熱風。
仕方がないので、移送中は窓を全開にしていくしかなかった……。

移送終了後、事務所に戻らずそのままディーラーに駆け込もうとしたら……定休日だった。

そして今日。
これまでの状況を説明して、とりあえず今回もクーラーガスの補充だけで様子を見る事にした。
日本財団から助成していただいたキャラバンは、新車登録から既に10年経過している。
幸いな事に、大きな不具合はこのエアコンくらいである(一度、リフトのスイッチに不具合が出たが、大事には至らなかった)。
原因が何処にあるのか不明だが、“負のスパイラル”に陥らないためには、エアコン関係全修理が望ましいが、キャラバンが今後どれくらい使用できるか未定な状態で、大金を投入して修理するには躊躇してしまう。

クーラーガスの補充だけでひと夏を乗り切れれば、12000円で済む。
全修理で150000円掛ると仮定すれば、補充だけだと12年分以上。
……個人所有の乗用車ならともかく、移送サービスの車輌をあと12年も乗り続けられないだろうな……。


とりあえず、今回のクーラーガスの補充でどれくらい持つのかで、今後の判断をしようという事になった。
せめて夏を乗り切らせて下さいぃぃぃ。




そうそう。
エアコンが、(とりあえず)復活したキャラバンは、快適快適♪♪




by:は