(旧)自立生活センター・昭島の日常

東京都昭島市でひっそりと(笑)活動している福祉団体。地域で暮らす障害者の生活サポートや情報提供、移送サービスなどをやっています。

応急手当講習 2日目

宿題でやってきたレッスンプランを基に、救命講習の模擬講義をすすめていく日。



ひと班7人~9人で、導入1人、心肺蘇生・AED・異物除去、止血法が2~3人で担当する。
各項目の担当時間は15分。
導入以外の3つの項目は、指導員役と補助員役に別れて、講義や実演、質疑応答などを交えて行なわなければならない。
自習時間を設けてくれたので、ペアを組む人と打ち合わせをする。

「救命講習自体初めてで、全く解らないので指導員役をお願いします。」
と、すっかりお任せしていまう。

午前午後通しての講義なので、いずれにしても指導員役・補助員役両方をやらなければならないのだが、後からの方が流れを把握できそうなので……嫌な事は、なるべく後回しにしたいタイプなのよね(笑)。


午前中は、ひと班ずつから各項目の担当者が受講者全員(講師含めて30人くらい)の前で講義をする。
導入→1班。心肺蘇生→3班。AED→4班。異物除去・止血法→2班。
僕は1班のAED担当だったので、セーフ。



指導するための知識と技術を学ぶので、ただ発表(講義)しているだけではなく、発表する人に対して良かった点や悪かった点などの評価もしなければならない。
なので、漫然と聞いている訳にもいかない。


全員の前で講義をした強者達も、ホッと胸をなで下ろしつつ午前中は終了した。



午後からは班毎に別れてそれぞれが発表(講義)を行なう。
聴講者が一気に5~6人に減った。
1班は『導入』は終了しているので、以降の『心肺蘇生』『AED』『異物除去・止血法』を行なう。

心肺蘇生が終わって、いよいよAEDの発表だ。補助員役なので、まだまだ余裕だ。
午前中の自習時間に打ち合わせていた通りに進めていき、あっという間に15分間の講義は終了。

異物除去も終わって一回りしたので、指導員・補助員を入れ替えて再び講義開始。
心肺蘇生の評価をしている最中に、だんだんと緊張してきた。
補助員の時はほとんど緊張しなかったのに……。


いよいよ指導員としてAEDの講義をする順番になった。
過呼吸になりそうな状態で講義を始めてしまったので、自分が早口で喋っているのがよく解る。
……解るのだけれども、スローダウンして話す余裕がない。深呼吸すら出来ない。

AEDの説明する際に軽く笑いを取ろうとしたらスベッタ……と思う。緊張しているので、周りを確認している余裕すらない。
AEDの使い方を実演説明する段取りになっていたが、その時になって先ほどの説明の際にAED本体を見せ忘れていた事に気付いた。

「スミマセン。先ほどの説明の際に、AEDを全く見せていませんでしたぁ。」
こういう場合、本来ならば何食わぬ顔でAEDを示すのが良いのだろうけれど、何故か、あえて忘れてしまっていた事を公表してしまう。いつも大概そうだ。

緊張していてペース配分なんぞにまで気が回るハズもなく、時間が余って終了してしまった。
異物除去の講義途中まで緊張で胃は痛くなるし、もう終始グダグダなままだったなぁ。





3日目には筆記&実技テストがあるので、筆記テストの試験範囲の発表。
「問5はP36の○○について……」みたいな教え方をしていたので、もうほとんど答えを言っているような感じだった。



こうして2日目の講習は終了した。
明日はいよいよ最終日。




by:は