(旧)自立生活センター・昭島の日常

東京都昭島市でひっそりと(笑)活動している福祉団体。地域で暮らす障害者の生活サポートや情報提供、移送サービスなどをやっています。

タイヤ交換→悲惨なおまけ付き(笑)

さて問題
以下の車いすには、ちょっとおかしい所があります。
さてそれは、ドコでしょう?

















答え  
タイヤが付いていない(笑)。






移送サービスの車両・キャラバンには、車いすが常時積み込んでいる。
日本財団より車両助成をしていただいた時に、ストレッチャーと一緒にオプションで装備してもらったようだ。

移送を利用するの祭に、車いすが必要な利用者には貸し出しもしている。
実際のところ、自分の車いすを所有している方ばかりなので、この車いすを使うのは皆無で、ほとんど整備をしていない。
たまに空気を入れる程度……。


最近、新規で会員登録していただいた利用者がいて、その方はそれまで移動にはストレッチャーを使っていたらしい。
CIL・昭島の移送サービスを利用するにあたり、移乗介助をしてもらえれば車いすに乗る事はできるのでお願いしたい。
車いすは一応持っているが使っていないので、移送時には貸して欲しい。との事だったので、快くお受けした。



……問題の車いす
ごくごくたまにしか使わないし、前述の通り整備もしていないので、タイヤ(ゴム)がカチカチになってしまっている。
通院程度の移動時間だったらこのままでも大丈夫だとは思うが、折角なので交換する事にした。

近所のホームセンターにタイヤを買いに行ったが、20インチという小さいサイズなので取り寄せになってしまった。
入荷するまでタイヤを外したまま1週間放置していたのが、最初の画像だ。



タイヤの準備も出来たので作業開始♪




新旧タイヤの図。
本来なら、左のように黒々しているハズなのだが、12年も経つとここまで色褪せするんだね……。



まず、ホイールのリム内に、タイヤのビートを片側だけはめる。



リムの残り10cmくらいがはまらない。



パンク修理等の専用道具があれば問題ナッシング!!







サクッとはまるよ。
1人で写メしながらなので、メンドクサイ(笑)。



次はチューブね。



タイヤの中にチューブを押し込んでいく。
先にバルブをホイールのバルブ穴に通す方が一般的なのかな?






バルブを後から通しても構わないじゃんか!!








軽く空気を入れてみて、チューブのよじれや折れ等が無いか確認。
問題無ければ空気を抜いて、ビートをリムの中に入れ込んでいく。






やっぱりリムの残り10cmくらいがはまらない。
専用道具を使ってはめ込む。
この作業は、1人で写メしながらはできる訳がないので、画像は無いよ。






ちゃっちゃと完成♪




反対側のタイヤも同様にはめていく。
写メ無しで作業すれば5分くらいで終わるよ。


空気を入れて完璧!
……なのだが、片側の最後のビートをリムにはめ込む際にチューブに傷を付けてしまったようで、急遽パンク修理をするハメに。
パンク修理も簡単にできるから別に大した作業だとは思っていないのだが、横着してパンクの穴をちゃんと確認しなかった。
だって水に浸けて確認なんて、この寒空の下ではやりたくないじゃんんん!!!


小さな穴が3ヶ所も開いていたのだが、気付かず1ヶ所だけ直して空気を入れて確認。
まだ穴が開いていて、また直して空気を入れて確認して……と、同じ作業を3回もやってしまった……。
最後は諦めて水で確認したよ。トホホ……。


一体何やってんだろうね(笑)。
……もう面倒だから写メはしなかったよ。



そんなこんなで、作業 糸 冬 了 。


タイヤが黒いというだけで、カッコ良く見えるね(笑)。




by:は(管財係)