(旧)自立生活センター・昭島の日常

東京都昭島市でひっそりと(笑)活動している福祉団体。地域で暮らす障害者の生活サポートや情報提供、移送サービスなどをやっています。

CIL・昭島の歴史 その15 2011年度

 3月 東日本大震災発生(※1)

    被災地支援のための街頭募金開始(3月中は2回)(※2)

 4月 引き続き、毎週土曜日の街頭募金活動を行なう(5月14日まで)(※2)

    お花見は中止

 5月 『みんなで楽しくバーベキュー』開催(※3)

 7月 『障害者虐待についてのシンポジウム』開催(※4)

 8月 『流しそうめん&花火大会やりましょう』開催

    くじら祭りは中止

11月 考える会との共催で、『リフトバスで行く東海旅行1泊2日の旅』開催(※5)
 
    『ステップアップ!連続講座』開催(全4回)(※6)
    第1回「障害者運動と自立生活運動」

12月 第2回「障害者の共感的理解」

 1月 第3回「自己決定」とは

 2月 第4回「なぜ同性介助が必要なのか?」


  ※1 11日午後、東北地方を中心に発生した、地震津波を伴う大規模災害
事務所でも大きな揺れを感じましたが、倒壊などの直接的な被害はありませんでした。それどころか、事の重大さが解っておらず、翌日のシンポジウムの準備に大わらわでした。


  ※2 急遽行なった募金活動。僅かな時間でしたが、多くの方の好意をいただきました。
その後、毎週土曜日に行なった募金活動の寄付金は、全てゆめ風基金に寄付しました。ご協力ありがとうございました。


  
3月30日:夕方から夜にかけて……     4月16日:午後の日差しが強かった


5月14日:最終日


  ※3 あいにくの雨天により、事務所内でホットプレートを使ったこじんまりとしたBBQ(縮小版)に。
それでも、たくさん食べて飲んで、楽しく盛り上がりました。


   


  ※4 当初3月12日に予定していましたが、震災によりこの日に延期になりました。
かつて虐待を受けていた障害者、それを訴える弁護士や障害者団体の方にお越しいただき、施設という閉鎖空間故に起こる虐待の実体を語っていただきました。




  ※5 電車で行ける範囲の外出イベントは多数開催していますが、宿泊を伴う物は初めて。この初の試みに、多少のアクシデントもあったが、概ね成功したといえるでしょう。
参加者は車いすの方・介助者併せて10名。プラネタリウムや水族館、水産市場など、充実した2日間を満喫しました。
どんな内容だったかは、東海旅行始末記~前編後編~をご覧下さい。


 リフト付きのマイクロバスで行く、東海珍道中の始まり


いつでもどこでも、宴会は無条件に盛り上がる(笑)


かんぽの宿三ヶ日 


  ※6 Shinjoプロジェクト市民活動公募助成「当事者から障害者運動と介助制度の変様を伝え、共感的介助について理解促進を図る事業」。
障害当事者と、介助・介護の担い手であるヘルパーや事業所、それぞれの思いに乖離が感じられる現状があります。
より良い生活を求める障害者と、より良いサポートをしたい介助者。目指す方向は同じはずなのに、その相違はどこにあるのでしょうか?
“障害当事者の声”は、参加された方々にしっかりと届いたと思います。



 第1回講師:八柳卓史氏第2回講師:横山晃久氏
 


第3回講師:野口俊彦氏第4回講師:堤愛子氏