(旧)自立生活センター・昭島の日常

東京都昭島市でひっそりと(笑)活動している福祉団体。地域で暮らす障害者の生活サポートや情報提供、移送サービスなどをやっています。

1暮らしと障害者総合支援制度 実践編 その2

皆様、いかがお過ごしだったでしょうか?
「当事者の日常」担当のKでございます。
 
 
 
さて、前回このシリーズで、介助者(ヘルパー)を使った
私の新たな自立生活の様子を書きました。
(※詳しくは、4月13日分ブログ記事参照)
 
当コーナーでも、何度か触れていますが、私は毎週月曜日に
CIL・昭島の事務所に通っています。
なので、朝の支度をスムーズにする為、先週から、
月曜日の朝もヘルパーを使う事にしました。

 
 

 

私の“朝の支度”での介助のメインは…

 
朝食の準備・後片付け
 
です。
 
私は自立生活を始めて以来、朝食には必ずパンを食べる様になりました。
理由は…
 
1人でヤル時、準備が比較的簡単だから。
 
でした。
 
ヘルパーを使う事になったので、
 
「これからは、パン以外にも色々な朝食を食べよう!」
 
と、考え始めたものの…
 
パン以外の朝食が思い浮かばない!!(汗)
 
……う~ん、自分としては、上記の理由で何気なく始めた事だったんだけど、
まさか、こんな影響があろうとは、想像もしていなかった。
2年間とはいえ、毎日の習慣って…恐ろしい子!!!
 
と、いう訳で結局…
 
朝食はパン。
 
という形に自分の中で、落ち着きました。
 
※以下の画像は、朝の支度をしながら、ヘルパーに撮ってもらいました。
 テーブルの上が散らかっておりますが、ご了承ください。
 

 

 
 
実際の朝食はこんな感じです。
 
 
 
メニューは…
 
・なんちゃってピザトースト(マヨネーズ&ケチャップを塗って、チーズを乗せたモノ)
・たまご&ポテトサラダを挟んだロールパンサンド2個
・上記2品の余りを別の皿に盛ったサラダ(笑)
・ジャガイモの粉末ポタージュスープ
 
以上の4品です。
 
実は、私が1人で用意するよりも“ほんの少し”手が込んでいます。
 
ヘルパーに朝食の準備をしてもらう際…
 
私「トーストは、冷蔵庫にあるマヨネーズと、ケチャップ塗って
  チーズを乗せて、電子レンジで焼いてください」
ヘルパー「はい」
私「ロールパンを棚にある果物ナイフで縦に切って、
  “パックの”たまごとポテトサラダを挟んでください」
ヘルパー「分かりました」
私「余ったら、小皿に移して、サラダとして食べます。
  飲み物は粉末のポタージュスープを入れてください」
ヘルパー「はい」
 
と、自分でも意外な程、最初から具体的な指示がスムーズに出せたのです。
こうしてみると、普段から自分で作業しているから出来た気がします。
初めてのモノだったら、どういう風に指示して良いか分からずオロオロしていたかも…。
 
 
何だか『手のひら返し』みたいになってしまった。
 
“朝の支度”に介助者(ヘルパー)を使ってみて…
 
「朝食の準備をしてもらうだけでも、気持ちに“余裕”ができる
 
という事を発見したのです。
 
そして、気持ちに余裕ができると、朝食以外の準備も、
余裕を持って出来たのでした。
 
 
前回の最後にも書きましたが、ふたたび…
 
「もっと、早く使えば良かったかなぁ…」
 
と、思いました。
 
ただ、2年間1人でやってきていた為か、
ヘルパーを使って出来た余裕に対して、何となくギクシャク
している自分も居たりする今日この頃なのでありました…(苦笑)
 
 
 
 
 
では、また次回  K