(旧)自立生活センター・昭島の日常

東京都昭島市でひっそりと(笑)活動している福祉団体。地域で暮らす障害者の生活サポートや情報提供、移送サービスなどをやっています。

秋の工作 補習授業

自立している障害者が、どういう日常を過ごしているのか知りたくてこのブログを見たつもりが、自己満足の工作をダラダラと見せられて、もしかしたら辟易している(笑)?

 

 

 

 

まぁ、もう少し付き合ってよ。

 
 
 

シーリングファンを自作するに当たって参考にしたのは、前述の通り株式会社潮さんのハイブリッドファン。

正真正銘本物の天井型エアコン用シーリングファン。
それと、探求心旺盛な工作好きの方々。
先人の知恵が無ければ、自作せずに高い物を買っていたかもしれないし、事務所内の温度差に文句を言ってただけかもしれない。
 
ただ、折角の先人たちの工作も、実際どういう構造で作られているのかイマイチ解らなかった。
解らないなりに試行錯誤で作ったけれども、どうにか完成したので、それはそれでOK。
結局ハイブリッドファンの構造に近付けて作ったので、若干予算が上がってしまった。
 
 
天井型エアコン用にシーリングファンを自作したい方がいて、検索してこのページを見つけちゃった方が、結局構造が解らないから諦めてしまったらもったいないので、回転台の構造を載せておく。
単なる備忘録でもあり、苦労した部分を公開して自己満足したいだけでもある(笑)。
 

 

 

 

回転台の構造図

 
 
 

回転台の支柱になるのは、トラスネジ(M6)。

使ったのは100mmだけれども、60mmくらいでも大丈夫そう。吸気口からの距離が80mm以上になるように、吊す支柱の構成パーツとの兼ね合いで決めれば良いと思う。
 
構成パーツは、左から
ナット(M6)×2本、ワッシャー(M6・外径13mm)、ワッシャー(M8)、MDF板(6mm・直径60mm)ワッシャー(M8)、
ミニチュアベアリング(608Z・内径8mm)、MDF板(直径130mm)、ミニチュアベアリング、ワッシャー(M6)。
ベアリングの間に見える赤い物はスペーサー(6×15mm)で、2本重ねて入れている。
 
 
 

 

M6ワッシャーでスペーサーを挟むようにしている。

ベアリング2個とMDF板2枚分よりスペーサーの方が若干長いので、途中のM8ワッシャーでサイズ調整している。
スペーサーはもしかしたら必要無いかもしれないし、その場合は支柱ネジはM8でも大丈夫だと思う。
トラスネジと下側ナット(図では右側)も、キッチリ締め付けてしまうと回転しないので、ダブルナット状態で下側を上側に締め付けて若干の隙間ができるようにする。
支柱の周りでMDF板を留めているボルト&ナットはM4。
 
MDF板の中心に開ける穴は、ベアリングの内側が回るくらい広げる。これは10mmくらい広げてある。
 
 
これだけITメディアが発達しているにも関わらず、天井型エアコン用シーリングファンの自作についてのサイトがほとんど無いという事は、シーリングファンの需要が無いのか、金に物言わせてハイブリッドファンを購入できるブルジョアジーな人しかいないという事なのかな(笑)?
非営利の団体は、自作で賄うよ。
 
 
 
もしかしたら、ベアリングは1つ、MDF板も1枚ででもできるかもしれないと思い始めているのだが、今更作り直す気はないので、もしこのページを見てもっと簡単に作れちゃったら、教えて下さいぃぃ。
 
 
 
 
 
by:は