(旧)自立生活センター・昭島の日常

東京都昭島市でひっそりと(笑)活動している福祉団体。地域で暮らす障害者の生活サポートや情報提供、移送サービスなどをやっています。

年末に、余計な出費が……

CIL・あきしまのプリンターは、結構酷使されていると思う。
年間4回機関誌を発行していて、約800部用意している。
大体標準で4ページ(A3用紙2枚)なので、1回の発行で1500~1600枚印刷する事になる。
 
2010年2月に購入したモノクロレーザープリンター
当時は、A3が印刷できて価格も手頃な物はこれしか選択肢がなかった。
 
 
 
 

2010年2月に到着したプリンター。CanonLBP3500。

 

 

 

それから約8年(正確には7年10ヶ月)。

とうとうプリンターが壊れた。
 
最初の不具合は、排出された紙に何か押し付けられたような跡が付いていた事だった。
普段、1度印刷した紙を裏紙としてリサイクルして使っていたから、前に使った時の跡なのかと思っていたが、どうやら違うらしい。
跡さえ気にしなければ、まだ印刷はできる状態だったが、次の不具合が……。
 
印刷物の一部にトナーが定着されない状態で排出されてきた。
前述の、押し付け跡部分のトナーが定着していない。
定着していないので、その部分を擦ると文字がかすれてしまう。
これでは、計画相談などの公的な書類の印刷はできない。
取り敢えずカラープリンター(インクジェット)で印刷して凌いだ。
公的ではない、チラシなどの試し印刷はまだ可能だったので騙し騙し使っていたが、今まで聞いた事の無い音を立てながら紙を排出するようになってきた。
トナーを外して中を覗いて見ると、定着ローラーが割れて一部が剥がれていた。
もうこりゃダメだ(笑)。
 
それでも往生際が悪く、試し印刷の試しになら使えそうなので、もうちょっと抗ってみた(笑)。
その結果がコレ。
 
 
何コレ(笑)?
完全にダメダメじゃん。
 
 
 
 
比較するとこんな感じ。左:ダメダメな印刷結果 右:本来の印刷結果
 
 
 

不具合が出始めてから、新しいプリンターを購入しなければならなそうな雰囲気はあったので、悪あがきしつつプリンターの物色をしていた。

条件は以前と同じ「モノクロレーザー」「A3対応」。
それに、未使用のトナーがあるし、使い慣れているので同じプリンターで探してみた。
2006年製なので、今更新品を購入する気はないので中古品で探した結果、ヤフオクで手頃な物が落札できた。
今まで使っていたプリンターの印刷枚数が約197000枚に対して、ヤフオク品の方は約17600枚。
なんと1/10。
中古車でも低走行車は高値で取引される事があるけれども、走っていないというのはエンジン等の機械類が動いていないとも考えられるので、購入には慎重さが求められる。
このプリンターも、印刷枚数だけでいうと極端に少ないので、動かされなかった期間が長いのかもしれない。
そういう心配もしながら仕事納めの前日に商品が到着した。
 
 
 

流石に外箱は違う物だった。

 
 
 

 

新しく購入したのに、全く同じプリンター(笑)。

 
 
 

 

若干色がキレイに見える(特に白い部分)。

それ以外の違いは、今まで貼っていた印刷方向の覚書メモが無くなったくらいだ。
 
 
 
 

見た目は同じでもやっぱり違うプリンターなので、ドライバーの入れ直しとかでちょっと手こずったが、不具合など最初から無かったように定位置に鎮座ましましている。

印刷枚数が少ないお陰か、駆動音が小さいような気がするよ(笑)。
 

 

 

タイトルが「余計な出費」なので、いくらかかったかというと……。

プリンター発売当時の標準価格が79800円に対して、この中古品は消費税・送料含めて18000円くらい。
ヤフオクでの他の出品では26000円~だし、amazonでは14000円くらいの物があったが、印刷枚数が50000枚くらいなので、余計な出費だけれども、お買い得商品だったからまぁ許容範囲かな?
 

 

 

 

 

by:は