(旧)自立生活センター・昭島の日常

東京都昭島市でひっそりと(笑)活動している福祉団体。地域で暮らす障害者の生活サポートや情報提供、移送サービスなどをやっています。

やっと、終わった……と思われ。

兼ねてから懸案事項であった、CIL・昭島の理事の登記が概ね完了した。


理事再任(重任)の手続きをしなかったために、以降の理事新任・理事辞任などの手続きも出来なかった。

臨時総会を開催し、全理事の就任承諾を取り付けた。
議事録作成も、議事録署名人による署名・捺印も終わった。

必要書類を揃えて法務局に提出。



ふぅ。楽勝だったゼッッ!!!






……そうは問屋が卸さなかった。

全部やり直しか??っていう程の不備があったようだ。



まず……

・臨時社員総会議事録。

定款上は、理事の選任は理事会で行なう事となっているので、“社員総会”ではなく“理事会”に訂正。
理事だけではなく監事の就任についても議題に挙がっていたが、上記同様監事の選任は総会で行なう旨定款に記載しているので、“理事会”に訂正した議事録から監事に関する事項の削除。
もちろん、細かい記述の訂正もある。


・就任承諾書及び宣誓書

日付が記入されていなかったので、日付の記入。それ自体は原本に記入するだけで良いので、大した手間ではない。
しかし、理事会(社員総会)の前日の日付で記入されていた方がいたので、その書類の書き直し。
事前に就任承諾をしたらダメだというのが、甚だ疑問だ……。


・不要な記述の削除

A氏理事就任(1)→任期満了により理事全員退任(2)→B氏理事辞任(3)→理事就任(4)
実際の流れに沿うと、上記の通りに登記をするのだと思っていたが、(3)はそもそも必要の無い部分になるので、関する部分を全削除。
B氏は、任期満了による退任後に就任していないので、辞任自体があり得ないという事らしい。
監事就任に関する記述の削除。監事は登記の必要が無い。



作成し直した書類に、議事録署名人の署名・捺印や、就任承諾書を書いてもらい、改めて提出。
色々指摘をされた部分の訂正なので、今度こそ大丈夫だろう。





……と思っていたら、法務局から電話が。

工エエェェ(´д`)ェェエエ工!?!?!?!?



原本還付用に提出した、2つの議事録の写しの法人登録印の大きさが違うとの指摘が。

CIL・昭島は、コスト面や諸々の理由からコピー機を使わなくなった。
スキャナーとプリンタがあれば、コピーと同様に複製するこ事は可能なので、そういう風にして対応していた。

今回の書類もそのようにして提出したのだが、この方法だと若干縮小されてプリントされるようだ。

某大型掲示板で有名なAAの“こまけぇこたぁいいんだよ!!
……と言いたくなったけれども、グッと我慢して該当する議事録の原本を持って行く。
コピーは法務局でやってくれるそうだ。



今度こそ、今度こそは終わりだろうと議事録を渡した時に、最後の最後で大失敗!!!

必要な議事録のうちの片方が、元々“社員総会”だった議事録だった。
この日は、理事就任のための社員総会(これは勘違いだったけど)の後に、通常の理事会も行なっていたので、議事録を2つ作成していた。
日付が同じで、どちらも“理事会議事録”となっているので、間違えて元から“理事会”だった方の議事録を持ってきてしまっていた。

泣きながら事務所まで、本来必要だった議事録を取りに行ったよ……。



コピーして、その場で確認していたので、大丈夫だろう。
……もうこれで、今回の登記に関する事項は、本当に本当に、クドイようだが本当に完了したよね……。





そして最後の〆めは、東京都への役員変更届の提出。

提出書類
登記のゴタゴタに拘わらず東京都への申請は行なってもよかったのだが、書類の不備などが出てくる可能性を考えて、登記が完了するのを待ってからにした。
案の定、不要な書類(理事の辞任届など)があったしね(笑)。


何事も無ければ良いのだが……。
……不備ありとの連絡が来そうでコワイ。




NPO法人格を取得する際に、右も左も判らず見よう見真似で作成した定款に、翻弄されまくっているような気が……。

組織の根幹を成す物なので当然といえば当然なのだが、色々と堅過ぎる表現や規制に縛られている。
今、改めて定款を作成しろと言われれば、もう少し緩やかな内容にしていただろう。

こうなる事が判っていれば……。あとの祭だけどね。





by:は
今回の作文、ホントはもう少し面白い内容(当社比)だったけれど、保存前に消えてしまった。
思い出しながら作り直したので、少しクオリティが低いような気がする(笑)。