(旧)自立生活センター・昭島の日常

東京都昭島市でひっそりと(笑)活動している福祉団体。地域で暮らす障害者の生活サポートや情報提供、移送サービスなどをやっています。

同じ“湖”だけど……。

昭島市内には、『昭島の障害者福祉を考える会』という、仲間同士のセルフヘルプグループとしての集まりがあります。
毎月1回、第3土曜日に、主に保健福祉センター(あいぽっく)にて、定例会を行なっています。

CIL・あきしまの職員も、事務局担当として毎回参加しています。


8月14日の定例会での事……。

これからのCIL・あきしまでの外出企画について、みなさんに案を出してもらいました。
そこ!「人任せだな……」なんて言わないの(笑)!


企画案のひとつは、1年計画で積立金を行ない、バスを借り切り一泊旅行をしたいというもの。

その他に、秋の外出企画として富士山の冠雪を見に行こうという意見があり、河口湖までなら電車でも行けるのではないかと、みんなの意見が一致しました。




さて、翌々日、16日の月曜日。


早速CIL・あきしまの当事者職員が、下見に行くという事で準備を始めました。

ただこの日は、ヘルパー派遣や以前の振替休日やらで出勤している職員が少なく、代表も外出予定があり、事務所が留守になってしまうので、事務所出発を11時過ぎとしました。



そういう時に限って、アクシデントというのは起こるもの(笑)。


当事者職員の連れ合いさんが、ハチに刺されてしまったので病院に行かなければならくなってしまったという。

世間は夏休み。
3歳の次男も当然お休み中。

その職員は、連れ合いさんが病院に行く間の次男の面倒を見ていたいのと、併せて子供の家族サービスもしたいとで、この下見に同行させる事を思いつきました。

状況が状況なので、代表も許可をしました。
ついでに何故か、長男とその友達も行くことになりました。


……という段取りが済んだのが10時頃。



代表が外出から戻ってくると、驚愕の事実が発覚!!

当事者職員のヘルパーが、その日に限って派遣時間の延長が出きず、17時までには事務所に戻っていなければならない事が判明し、時間の関係で行き先を相模湖に変更したいとの提案がされました。

本来河口湖への下見ですので、次回へ変更を図るのがベターだと思いますが、子供達はすっかり行く気になってしまっているので、今更ながら中止ができず、一行は相模湖へ出発をしました。

結局、その職員は家族サービスに徹するために、午後は早退扱いとなりました。


後日当人に聞くと、相模湖河口湖を勘違いしていたそうです。




いや、あの……、えーと……。

相模湖からは富士山、見えたかなぁ……。





当初の予定通り河口湖行きを決行していたとしても、17時に戻るためには、現地滞在時間は15分しかなかったようなので、元々ダメダメな計画だったみたいだね(笑)





(か)