(旧)自立生活センター・昭島の日常

東京都昭島市でひっそりと(笑)活動している福祉団体。地域で暮らす障害者の生活サポートや情報提供、移送サービスなどをやっています。

色黒の新入りがやってきた。

今日、CIL・昭島に新入りがやって来た!

色黒のそいつは、割と小柄だ。

そいつの前に来たヤツは、大柄で背も高かったが、その差は歴然。
時代が変ったんだなぁ……。
尤も、大柄なそいつは、メインで担当する仕事が違うから、一概に比較はできないが。


新入りに仕事をさせるに当たって、まずは席替えから行なう。
そいつの代わりに引退するのがいるので、そこに配置させる。

……それが、結構大変。
机の移動や必要な備品のチェックなどをしなければならないので、思った以上に時間がかかってしまった。


席替えが終わって、初仕事をしてもらう段になって、問題が発生した。

引退したヤツが、最近大きな声を出す事ができなくなったので新入りと交代させたのだが、そいつは大きな声は出せるが職員全員に伝える手段を持っていなかった。

みんな携帯電話を持っているから、1人に伝えれば良いという判断なのだろう……。

それではCIL・昭島の業務が滞ってしまうのだよ。


色々と調べてみたけど、最近のヤツはほとんどそうみたい。
これが“ゆとり教育”の弊害か??←うん。それは全く違うよ(笑)。


昭島市から委託を受けて業務を行なっているヤツを確認すると、そいつは引退したヤツの後輩で、まだまだ大きな声も出せるし職員全員に伝える手段も持っているので、そいつに新入りが行なうはずだった仕事を任せる事にした。

新入りには、委託業務を行なってもらう。
業務の頻度としては少ないので、宝の持ち腐れ感があるが、仕方がない。


ここでもう1つ問題が……。

新入りの子を、どこにいさせるか。
委託業務を担当していたヤツの子は、しっかり立っていたけれども、新入りの子はそれができないようだ。
やっぱり“ゆとり教育”の弊害じゃないのか??←うん。もちろん違うよ(笑)。

子の扱いは保留にして、取り敢えず仕事はしてもらう事にした。



最近のヤツは、便利なのか不便なのか判らねぇなぁ……。




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薄々感づいていると思うが、新入りは電話機だ。




色黒の新入りと、壁掛けとして“立っていられない子”機。




“引退”処分する電話機と席替え交換するために、机の下の配線をし直す。





CIL・昭島は、休日は留守電対応している。

利用者から留守電に用件が入ると、職員に転送される。
1人の職員では、転送電話に出られない事もあるので、何人かの職員に順次転送するようになっている。
職員全員に伝えるマルチ転送という機能で、とても重宝していた。

新入り新しい電話機には、1人に伝える転送機能は付いているが、マルチ転送機能は付いていない。

大きな声を出すスピーカーフォン機能に不具合が出たので買い換えたが、普段当たり前に使っていたマルチ転送機能の事は全く失念していた。
携帯電話が普及して、転送機能自体不要になってきたためだと思うが、意外な落とし穴だ。

たまたま、委託業務『福祉ダイレクトライン』で使っている電話機が後輩後継機種だったので、そちらと交換する事にした。
これで今まで通りの業務が行なえるようになった。

子機の扱いをどうするかは、全く決めていない(笑)。



手前:福祉ダイレクトライン用だった電話機が、メインの電話機に。
中:黒い新入りには、委託業務を担ってもらう。
モニターの奥:背の高いヤツはFAX電話兼用機なのでデカイのだ。




by:は