(旧)自立生活センター・昭島の日常

東京都昭島市でひっそりと(笑)活動している福祉団体。地域で暮らす障害者の生活サポートや情報提供、移送サービスなどをやっています。

いきいき健康フェスティバル、大盛況!

今回のいきいき健康フェスティバルは、去年と比べると全体的に人が多かった気がする。
車いす体験コーナーも同様に、多くの人に参加してもらえた。
相変わらず子供ばかりだったけれども(笑)。


……そして、暑かった。




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中学校吹奏楽部の演奏による、フェスティバルオープニング。



車いす体験コーナーでは、何年か前までは紙に「正」の字を書いて参加人数を数えていたので、正確ではなかった。
去年からは、参加者は受付で番号カードをもらい、車いす担当者に渡して体験するという方法に変更した。

イメージ 2
まだ始まったばかり、嵐の前の静けさ(笑)。



同じ子供達が何回も何回もやりたがったため、番号カードを取ったり取らなかったりと中途半端になってしまったが、用意していた128番までのカードは使い果たし、2週目に回った(使い回した)結果、延べ人数は154人。




だんだんと参加する人たちが増えてきた。



以前に比べると、街には車いすに乗っている人がいるのが当たり前になりつつあったり、学校での総合学習の時間などで車いすに触れる機会が多くなってきていると思うで、CIL・昭島の車いす体験コーナーも飽きられてきていると思っていたが、意外と多くの人が来てくれた。
前述の通り、相変わらず子供ばかりだったけれども(笑)。


車いすに乗って押してもらうよりも、自分が押すか自走する方が楽しいようで、子供たちのほとんどは自走で挑戦したがっていた。


コースレイアウトはいつもと同じ。


スタートして最初の難関は10cmの段差。キャスター上げをしなければ越えられない。
小さい子供には当然無理なので、担当者のフォローは必要。




        
左:人工芝ではタイヤが取られてしまう。           右:ウッドパネルの段差道。
両方とも見た目は大した事がなさそうだが、実際は結構大変。
人工芝は押すのに抵抗を感じてしまうし、ウッドパネルの段差は、最初の3cmを越えるのに苦労する。





ジグザク道のスラローム。今回使用した車いすのギリギリの幅にしてある。


大きく回るようにすればミニカラーコーンを避けて通れるが、
操作に慣れていないと小回りしようとするので、踏んでしまう人ばかり(笑)。




大人の方だと、“まだまだ車いすの世話にはならないよ!”みたいな思いがあるのかもしれないせいか、呼び込みをしても苦笑いをして通り過ぎてばかり……。
しかし、明日……もしかしたら今日、事故などで車いす生活を余儀なくされてしまうかもしれないのに……。
もう少し興味を惹くような“何か”があれば、大人の方も体験してくれるのかな?



まだ未就学の子だと思うが、今はまだおもちゃ感覚で楽しんでくれれば良いのかな?


お姉ちゃんに押されて、妹はどう思っているのだろう……。






小さい子も一生懸命押している。


ココに掲載した画像を見れば解る通り、男の子よりも女の子の方が積極的に楽しんでいた。
尤も、男の子はこのフェスティバル自体に来ている比率が少なかったようだけれども(笑)。





大嶽市議も車いす体験コーナーに参加してくれた。

「写真撮っといて」と代表に言われて構えた頃には、もうほとんど終わっていた。
これは押している時の画像だけど、車いすに乗る体験もしていた。結構ビビっていた(笑)。






ぐんぐん気温が上昇して猛暑日にまでなった。
かき氷がよく売れたみたい。
メインステージは、まだ催し物が始まっていない。