(旧)自立生活センター・昭島の日常

東京都昭島市でひっそりと(笑)活動している福祉団体。地域で暮らす障害者の生活サポートや情報提供、移送サービスなどをやっています。

1人暮らしと現金振り込み

皆様、いかがお過ごしだったでしょうか?
「当事者の日常」担当のKでございます。


さて、先日(10/16)の当コーナーで
公共料金の“支払い”等について書きましたが、
支払いといえば、もう1つ…

私も含め、賃貸住宅に住んでいる方々にはお馴染みの
“家賃の支払い”です。

私の場合、家賃に関しては現金振り込み。


先週の木曜日(25日)市役所が近所なので、
その中にある金融機関のATMを使って
家賃を振り込みました。

振り込み自体は何事もなく無事終了。しかし…

実は私、現金振り込みの時“手数料”が掛る事を忘れてしまい、
小銭を用意していなかったので、手数料も紙幣で支払う事に。

すると、当然“お釣り”が出るわけです。

飛び出してきたカード及び明細書などをそのまま取らずに、
お釣りを取ろうと、四苦八苦していると、
(↑車いすに乗っていると、小銭入出金口が見えないのです。)

突然ATMから…
ピンポ~ン、ピンポ~ン、ピンポ~ンという音が・・・


画面に目をやると、ありがとうございました。
の文字と共に、CGで作られた男女が深々と頭を下げいる。

エッ、と思っているとカードと明細書が吸い込まれてしまった!!

途方に暮れていると、市役所の職員が「あ~、吸い込まれちゃいましたねぇ」と。
ATMに付いている金融機関直通の受話器を取って、簡単な事情説明をしてくれる。
しばらくすると、「詳しい話をして下さい」と私に受話器を渡す。

私「電話変わりました」
職員(金融機関)「お名前を確認してよろしいですか?」
私「Kです(もちろん本名を名乗りました)」
職員「K様ですね、吸い込まれたのは、カードと明細書でよろしいですか?」
私「はい」
職員「…こちらで確認した所、お釣りが50円残っているようですが?
「アッそうですか!」
職員「以上3点でよろしいですね?」
私「はい(恥&照)」
職員「20分後に警備会社の者が行きますが、
お顔が判らないので本人確認の為“76番”とお答え下さい」
私「分かりました。」

・・・話を終えて受話器を返すと市役所の職員も
「大丈夫ですね」と安心して帰っていきました。

20分後、A●S●K(うろ覚え)のジャケットを着た警備員が到着。
ATMの近くのベンチに座っている人に「K様ですか?」と聞いているので、
慌てて「こっちです」と声をかける。

警備員は、ATMに“調整中”の札を置き「しばらく、お待ち下さい」と作業を始めた…
数分後、カードと明細書、お釣りは無事、私の手元に戻ってきました。

ちなみに、最後に「番号は?」と聞かれたので、
「76番」と答えました。

イメージ 1
これが、カード&明細表です。(キャッシュカードではありません)





では、また次回  K