(旧)自立生活センター・昭島の日常

東京都昭島市でひっそりと(笑)活動している福祉団体。地域で暮らす障害者の生活サポートや情報提供、移送サービスなどをやっています。

1人暮らしと実家の鍵

皆様、いかがお過ごしだったでしょうか?
「当事者の日常」担当のKでございます。



自立生活をしている皆さんは、“実家の鍵”は持っていますか?
私の場合は、かなり頻繁に実家に帰っているので、使用回数は自分の
“自宅の鍵”と同じ位…。なので、今でも常時持ち歩いております。


さて、先週(3/4)の月曜日。CIL・昭島での用事を済ませて
家路に着き、自宅の近所にあるコンビニで買い物をしている最中突然
携帯電話から着信音が。

すぐに電話に出る事が出来なかったので、着信履歴で確認してみると、
父親から連絡があった様子。

急いで折り返しの電話をかけると・・・

私「どうしたの?」
父親「今、何処にいる?」
私「家の近所のコンビニ」
父親「家って、“お前の家”のか?」
私「そうだよ」
父親「・・・距離があるな」
私「???」

詳しく話を聞くと「実家(父親の場合は自宅)の鍵を
忘れたので借りたい」との事。

ちなみに、母親は仕事の為、月曜日は帰りが遅い。

父親の居場所は昭島駅
私の自宅付近からだと、どんなに急いでも30分は時間がかかる。
少し迷いはしたのですが、この日は「夜から雨が降り出し、ミゾレになるかも」
という天気予報もあり、たまたま実家の鍵も2つ持っていたので届ける事にしました。

私がコンビニを出てから雨が強く降り始め「建物の中にいる父親より、
外にいる自分の方が寒いかも」と思いながら昭島駅に到着。
無事、父親に実家の鍵を渡す事に成功。

が、ホッとしたのも束の間、私は今来た道を寒い中30分かけて帰る羽目に(泣)。
しかし、後日もっと恐ろしい事実を知る事になるのです・・・。

それは、2日後の水曜日(3/6)実家に寄った時でした。


その日は夕食を一緒に食べる事になっていましたが、
実家に用事のあった私は予定よりも早く実家に行きました。

昼間は両親とも不在なのを知っていたので、もう1つの鍵を使って家の中へ…。
実家での用事を終え、夕食までの時間リビングでくつろいでいると、テーブルの上に
貸していた鍵を発見。

暫くすると、仕事を早退した(らしい)父親が帰宅してきたので、

私「鍵返してもらうよ」と言うと、
父親「・・・うん」と少し歯切れが悪い感じ。
様子が何となくおかしいと思ったので
私が「どうしたの?」と聞くと一言…


父親「実は“鍵が掛ってなかった”んだよ」


急いで仕事に出掛けた母親が鍵をかけ忘れた様なのです。
(※本人は「鍵をかけた」と言っていましたが…)

じ・じゃあ、雨が降る中、寒い思いをして自宅と駅の間を往復した
私の苦労って一体・・・・・・・・・(悲劇)

皆さんは、鍵を忘れないようにしましょう。





では、また次回  K