(旧)自立生活センター・昭島の日常

東京都昭島市でひっそりと(笑)活動している福祉団体。地域で暮らす障害者の生活サポートや情報提供、移送サービスなどをやっています。

1人暮らしとNHK受信料

皆様、いかがお過ごしだったでしょうか?
「当事者の日常」担当のKでございます。



さて、先月(3月)の今頃、我が家に1人の男性が訪ねてきました。
話を聞いてみると“NHKの受信料徴収員(正式名称は地域開発スタッフ)”
という事らしい…。

その徴収員は私の前に家に住んでいた人と面識があったらしく

徴収員「ここ○○さんのお宅ですよねぇ?」
私「引っ越しましたけど」
徴収員「あぁ、そうですか。ところで、今まで“私のような者”が尋ねてきたとは?」
私「初めてですが」
徴収員「本当ですか?」
私「本当です

という会話の後、NHKの受信料に関する説明がスタート。
しばらく聞いていたのですが、口頭だと具体的なイメージが掴み難かったので
私が「パンフレットみたいなモノはありませんか?」と聞いたところ
徴収員はカバンの中から1枚のリーフレットを出してきました。







ちなみに、中身(裏、表?)はこんな感じです。





ちょっとシワの様なモノが見えるかもしれませんが、“元”から付いてました。



リーフレットを見ながら改めて説明を受け、大体聞き終えたと思った直後…。

徴収員「じゃ、今、契約書、書いてください」
私「へ?!今“ココ”でですか?」
徴収員「ハイ!!」と言いつつ、いそいそと書類等を準備しているのは
我が家の玄関先。

私「障害もあるので、ココではちょっと、書きづらいんですけど…」と躊躇すると
徴収員「じゃ、1時間後にもう一度くるので、その時に!」という返答が。

その後外出する用事があったので、あわてて
私「い・いや、この後出掛けなきゃいけないので!!」と断って
この日は帰ってもらいました。


外での用事を済ませ、帰宅してから再度リーフレットを読んでいると
こんな内容が…




画像では見ずらいとは思いますが…。

【全額免除】
●公的扶助受給者
●市町村民税非課税の障害者
 「身体障害者手帳」「療育手帳(または診断書)」「精神障害者保健福祉手帳」の
 いずれかをお持ちの方が世帯構成員で、世帯全員が市町村民税非課税の場合。
(他にもありましたが、割愛します)

【半額免除】
以下のいずれかにあてはまる方が、世帯主で、かつ受信契約者である場合。
●視覚・聴覚障害者(障害者手帳をお持ちの方)
●重度の障害者
   ・障害者手帳<1・2級>
   ・療育手帳(または診断書)<最重度・重度>
    のいずれかをお持ちの方。
(他にも…以下同文)

と書いてありました。

徴収員の説明には、全額免除のことも半額免除のことも一切出てこなかった!!!
と思いながら、ふと気付いた私。


そ・れ・は

私の障害者手帳の等級は1級。そして当然世帯主なので、半額免除なのか?
市町村税非課税なので全額免除なのか?
…という事でした。

で、リーフレットにあった電話番号に早速連絡すると
「市町村税が非課税でしたら全額免除になります」
というお答え。

電話での確認はそこまでにして、申込み方法等はインターネットで調べることに変更。

すると

申込書は“各自治体担当窓口にあります”(※文章はうろ覚えです)と
書いてあったので、昭島市のHPで確認してみると担当は“障害福祉課”とありました。

私は「お馴染みの所じゃん」と少しホッとしてNHKのHPに戻るとこんな一文が…

“受信契約をされていない方は、先に契約をおねがいします。”

私が「さっき契約しておけば今日中に申込みできたのに」と絶叫していると
HPにオンライン契約の文字が!

歓喜した私はオンラインで無事契約成立。
全額免除の手続きもその日の内にできました。



そういえば、オンライン契約の説明も徴収員からは聞いていない…。


皆さんは、どうされてますか?





では、また次回  K