(旧)自立生活センター・昭島の日常

東京都昭島市でひっそりと(笑)活動している福祉団体。地域で暮らす障害者の生活サポートや情報提供、移送サービスなどをやっています。

CIL・昭島の歴史 その17 2013年度

 4月 今年もみんなで『お花見、やろうぜッ♪♪』

 6月 『防災・防犯の講演会および学習会』開催(全6回)(※1)
    講演会と上映会「大災害の中、障害を持つ人々に何が起きたのか?」

    ILPお出かけ企画「バリアフリーになっている 高尾山に行こうッ♪♪」(※3)

 8月 くじら祭りは、パレードを見物&暑気払い

    防災・防犯の学習会
    第1回「緊急対応について」(※1)

 9月 第2回「災害時(後)医療について」(※1)

10月 第3回「防犯について」(※1)

11月 第4回「昭島市防災計画について」(※1)

 1月 イメージトレーニング(※2)

 2月 「スカイツリーソラマチを散策しようよ♪」(※4)


  ※1 Shinjoプロジェクト2013は『身体障害当事者の目線から災害や防犯対策を学び、日頃からその備えをする事業』。
東日本大震災から2年。障害当事者にも災害に備える意識をもってもらい、少しでも被害が防げる心構えを身に付けてもらいたいと思い、講演会と上映会、学習会とイメージトレーニングを企画しました。
大震災で被災した障害者らを追ったドキュメンタリー「逃げ遅れる人々」の上映、被災障害当事者からの体験談、災害時に最前線に赴く消防や警察、地元昭島市はどのような防災計画を推進しているのかをお話していただきました。
……しかし、相変わらず事業名が長いなぁ(笑)。


「その時、今まで経験した事のない強い揺れを感じた……」
講演会:災害時、障害者はどう生きのびたか(阿部俊介氏9



避難訓練を行なう時は、なるべく現状に近付ける事が重要」
講演会:被災障害者から見た、被災地支援(小野和佳氏)



「自分の身は自分で守らなければならない」
学習会第1回:緊急対応について(昭島消防署地域防災担当課長)



後半は、2つのテーマに分かれてのグループワーク



「いつ災害が起きても対処できるよう、バッテリーなどを常備している」
学習会第2回:災害時(後)医療について(小田政利氏)



同行したヘルパーに、吸引を実演させながら説明する小田氏



「防災・防犯で重要なのは、自助・共助・公助」
学習会第3回:防犯について(昭島警察署警備担当)



  ※2 上映会や講演会、4回の学習会を踏まえた上で、災害時にはどのような行動をするべきかを考えるイメージトレーニングを行ないました。
机の下に隠れるとかそういうレベルではなく、災害時には何が必要でどんな準備をしておくべきか、時系列でどのような事が起こるかを予測しておくなど、事前準備をする事で不安を取り除き、「(被災したら)どうしよう」から「(被災しても)こうしよう」と考えられるような心構えをするための内容でした。


「災害の原因は防ぎようはないが、被害を軽減させる対策は取れる」
災害時イメージトレーニング(大里宣之氏)



机に並べられた防災グッズ。普段使っている物も、見方を変えれば代用できる物もある。



  ※3 ケーブルカーで山の中腹へ。そこから山頂を目指す。車いすでも高尾山に登る事はできます。
山頂まで登ったのは、代表1人だけだったようだけど(笑)。


山頂での記念撮影。



お出かけ企画の参加者は、“いつメン”だね(笑)。



  ※4 記録的な大雪に見舞われ、どこの雪国ですか?状態になってしまった東京。折角の企画も残念ながら中止になりました。その後、スカイツリーに行く企画は頓挫したまま……。