CIL・昭島の歴史 その18 2014年度
4月 毎年恒例のお花見『桜の下で、お弁当を食べよう!!』開催
日帰り軽井沢バス旅行(※1)
8月 Shinjoプロジェクト2014『障害者に対する様々な差別の学習会』開催(※2)
9月 『残暑だ!バーベキューを食べようよ!』(※3)
『障害者に対する様々な差別の学習会』第2回開催(※2)
11月 CIL・昭島、何度目かのIT革命起こる!(※4)
『障害者に対する様々な差別の学習会』第3回開催(※2)
12月 今年も車両助成はダメだった
『障害者に対する様々な差別の学習会』第4回開催(※2)
3月 『障害者に対する様々な差別の学習会』講演会開催(※2)
※1 前年のバス旅行の成功で味をしめたのか(笑)、今度は日帰りバス旅行を企画しました。
※2 国際障害者の権利条約の批准に伴い、「障害者の差別解消法」が施行されます。
未だ顕在化される差別や虐待、権利条約と差別解消法はどのような制度なのか。
障害当事者やその関係者を講師に迎え、学習会と講演会を行ないました。
第1回『障害児(者)教育についての差別』講師:尾上浩二氏・松嵜ゆかり氏
尾上氏は、インクルーシブ教育の重要性を、自身の体験を基にお話しして下さいました。
障害者の娘を持つ松嵜さんには、中学校へのエレベーター設置に至る奮闘記をお話ししていただきました。
第2回『入所施設(社会的)に関する差別や虐待』講師:平井寛氏
多摩療護園園長である平井氏からは、施設内での虐待について、またそれを防ぐためにはどのようにする事が望まれているのかをお話ししていただきました。
その上で、多摩療護園での取り組みなど、具体的な内容もありました。
第3回『バリアフリーについて』講師:今西正義氏
今でこそ、駅にエレベーターが設置されていますが、約40年前は車いすを担いで階段を上り下りするのが、障害者が電車に乗るための手段でした。ハートビル法、交通バリアフリー法を経てバリアフリー新法へと、障害者を取り巻く環境は変わってきています。
しかし、まだまだ街にはバリアが存在します。そこには、障害者の意見が反映されない状況があるからだと思います。
バリアをなくすためには、色々な立場の障害者の事を理解する必要があります。
当初、学習会は全3回の予定でしたが、好評につきもう1回追加しました。
第4回『障害者就労の変遷と現在、そしてこれから』講師:市村たづ子氏・三原恭明氏
市村さんは、市内の就労支援センターで障害者の就労に携わっています。
障害者雇用の歴史や、企業側が障害者に求めている事、障害者が企業側に求めている合理的配慮などについてお話ししていただきました。
聴覚障害者の三原さんからは、就労中にご自身が体験された話しをしていただきました。
お二人に共通したキーワードは“コミュニケーションが大切”という事でした。
講演会『障害者権利条約と障害者差別解消法について』講師:藤岡毅氏
弁護士の藤岡氏を講師にお招きし、権利条約や差別解消法について、より具体的にお話ししていただきました。
流石に弁護士だけあって、話し方やテンポが良く、グイグイ引き込まれるような語り口でした(笑)。
グリルはもちろん、肉や野菜などの食材も用意されているので、何も持たずにただ食べに行けば良いので、とっても楽チン♪
※4 NPO法人イーパーツさんより、再生ノートPCを助成していただいた。
これで、かねてから懸案だったIT関係も、ほんのちょっと改善されました。
あと2台が、使用しているソフトの関係で、どうしても入換えできない状況を何とかしたいのぅ……。
新しいPCにご満悦♪
※5 昨年度予定していたが、大雪の影響により中止にしたスカイツリーツアー。