(旧)自立生活センター・昭島の日常

東京都昭島市でひっそりと(笑)活動している福祉団体。地域で暮らす障害者の生活サポートや情報提供、移送サービスなどをやっています。

ピア・カウンセリング 公開セミナー&基礎講座




自立生活センター・昭島では、今年も「ピア・カウセリング」セミナーと基礎講座を開催します。

「ピア」とは、仲間と言う意味です。「ピア・カウンセリング」とは、障害を持った者同士が
対等な立場で話を聞き合い、自己信頼を回復する事を目的としています。
また、人間が元々持っている自分らしさ、生きていくための力を取り戻す手法です。
障害者の自立生活のための、有効な手段として使われています。

障害者・健常者に関わらず参加できる「ピア・カウンセリング公開セミナー」と、
地域で暮らす障害者を対象とした「ピア・カウンセリング基礎講座」を開催します。



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ピア・カウンセリングとはどういうものか体験ができます。
どなたでも参加できますので、興味・関心がおありの方は、ぜひお申込みください。




参加申込みは こちら から

お問い合わせは こちら から

参加申込みとお問い合わせのフォームを別々にしています。
ご注意ください。
基礎講座については、この下にあります。



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今回は初級編である、基礎講座を開催します。
ピア・カウンセリングに関心のある、障害をお持ちの方は、お気軽にご参加ください。






参加申し込みは こちら から

お問い合わせは こちら から

参加申込みとお問い合わせのフォームを別々にしています。
ご注意ください。
公開セミナーについては、この上にあります。






いつもありがとうフォームズさん





ブログ引っ越し計画中

Yahoo!ブログが、12月15日をもってサービスを終了する。
自立生活センター・昭島がブログを開始したのが2009年なので、丁度10年。

「ホームページを作りたい」という、代表の気まぐれな発言がきっかけだった。
詳しく話を聞くと、職員の手作りのホームページではなく、お金をかけてちゃんとしたモノを作りたいという。
どうせ気まぐれなので、絶対長続きしないからと猛反対しておいた。
ただ反対するだけでは大人げないので、じゃあ簡単なブログから始めてみましょうと唆し(笑)、この『自立生活センター・昭島の日常』ができた。
何故Yahoo!ブログにしたかというと、職員がそれぞれ自分のケータイからリアルタイムで更新できるように、複数のケータイを登録できるブログサイトを探した結果、そういう事ができるのがここしかなかったからだ。
……他にもあったかもしれないけれど、もう覚えていない(笑)。

単なる気まぐれ発言だったから、案の定言い出しっぺの代表は殆ど記事を書いていない。
尤も、記事を書いていないのは代表だけではなく、他の職員もだけど(笑)。
『自立初心者』だったK氏も、初心者ではなくなったのと仕事が忙しくなったのが重なって、更新はしなくなってしまった。
事務所の癒し担当の金魚も全滅してしまったし、昭島植物園は季節限定なので、そもそも更新自体が少ない。
今は、イベント企画や機関誌「あきしま通信」のお知らせばっかりで、更新頻度もめっきり減ってしまった……。

……てか、『自立生活センター・昭島の日常』と言いつつ、自己満足の個人的な記事を書いているだけのような気がする(笑)。
折角複数ケータイから更新できる機能も、他の職員は殆ど使っていないし……。





そんな事務所内の事情はこの際どうでもいい。
前述の通り、Yahoo!ブログがサービス終了する事が決定した。
他社ブログへの移行ツールが提供されるので、移行はそんなに難しくないようだ。
ただ問題なのは、使い勝手。
Yahoo!ブログも、超カンタンとは言わないけれども、流石に10年も使っていると、それなりに使いこなせるようになってくる。
勿論「それなりに」だ。ここ肝心(笑)。
10年かけて慣れてきたブログなのに、他に移るとなるとまた一から操作について試行錯誤しなければならない。
使ってみない事には操作性は判らないので、一体どこに移るのが一番良いのか判断に迷う。

移行ツールの提供が始まる前に、ブログの内容をインポートできるいくつかのブログを試してみた。
Yahoo!ブログにした時の第一条件だった、複数ケータイからの更新は、結局誰も使わないので、この際無視した(笑)。
選んでみたのは、FC2ブログ、seesaaブログ、Yaplog!の3つ。
それぞれ一長一短があるので、ここが良いというブログがない。
背景を選んだりカスタマイズしたりしたが、思うようなデザインにならなかったので、イマイチ納得もきていない。
最終的には、他の職員に確認して決めるしかないだろうなぁ……。


それぞれのリンクはこちらから。

表示が広い方が見易いと思って選んだ背景だけど、広過ぎるのが難点。
カスタマイズの仕方が解らず、広がったまんま(笑)。

広さは一応許容できる範囲に広げられたけど、カスタマイズは難しい。
他の2つに比べると、多少使い易い。

「続きを読む」が「READ MORE…」と英語表記だけど、変え方が解らない……。
HTMLの使い方とか、記事の書き方がよく解らない。


自立生活センターの説明や募集中の企画がある際に、トップ記事を固定して目立たせているが、3つともそれをする方法が解らないので、記事の日付を未来にして対応するしかない。
ケータイ更新の他に、この点だけはYahoo!ブログが良かった。





by:は





バリアフルな日常

障害者団体のホームページやブログには、ご近所や観光地のバリアフリー情報が載っている場合がある。

わざわざバリアのない店舗を探して行っているので、車いすで問題なく入れる店舗だったりするのは、当たり前である。

健常職員が、バリアフリー云々を考えないで何気なく行ってみた場所には、バリアがあるかどうか……。

敢えてバリアフルな日常を綴ってみる(笑)。

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バリアフルの日常

障害者団体のホームページやブログには、ご近所や観光地のバリアフリー情報が載っている場合がある。
わざわざバリアのない店舗を探して行っているので、車いすで問題なく入れる店舗だったりするのは、当たり前である。
健常職員が、バリアフリー云々を考えないで何気なく行ってみた場所には、バリアがあるかどうか……。
敢えてバリアフルな日常を綴ってみる(笑)。

 
 
サントリー東京・武蔵野ブルワリーに、ビール工場見学に行ってみた。
 
 
以前CIL・あきしまでも、キリンビール横浜工場に工場見学に行った事があった。
……かれこれ15年くらい前の話だけど、そこはバリアフリーなので、みんな充分に楽しめたみたいだ。
 
最近、ビール工場巡りに嵌っていて、サントリーのビール工場に行ってきたので、今回はそのレポートをしてみる。
どういう工程で見学するのか、バリアフリー状況はどうかも併せて書いてみる。



武蔵野ブルワリーでは、工場見学には「ガイドツアー」「ザ・プレミアム・モルツ講座」「マスターズドリーム講座」の3種類がる。
所要時間は、それぞれ70分、90分、90分で、ガイドツアーは毎日行なっているが、他の2つは週末だったり期間限定だったりする。
「マスターズドリーム講座」だけ有料で、他は無料。
工場見学に参加するには予約が必要で、ガイドツアー以外はなかなか予約が取れない状態である。
 
今回レポートするのは「ガイドツアー」。
過去に他の2つのツアーにも参加しているが、レポート用に写真を撮っているのが、この「ガイドツアー」のみなので……。
 
 
武蔵野ブルワリーの最寄駅はJR南武線府中本町駅
立川方面からなら1駅前の分倍河原駅から無料シャトルバスが出ているが、ノンステップバスではないので、車いすで行くなら府中本町駅から行くしかない。
 
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駅の傍には公園があったりする……。
 
 
 
線路沿いの遊歩道を歩いていくと、高速道路(中央自動車道)の先にそびえる建物が出現する。
 
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もうちょっと判り易い写真を撮らなきゃ(笑)。
 
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コレ
 
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この高架下を通れば、もうすぐビール工場に到着する。
 
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ここがサントリー東京・武蔵野ブルワリー。
 
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入口で受付を済ませ、更に先へ進む。
 
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工場見学する人はこの建物内で待つ事になるが、ここには売店(ブルワリーショップ)もあるので、ちょっと早めに着いても充分楽しめる。
 
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時間になると、係の案内でまず始めに3階のビジュアルシアターに行く。
他のツアーでは階段を使ったが、今回はエレベーターで上がっていった(人数が多いからなか?)
ここで、サントリーの拘りである“天然水”について、映像を観ながらレクチャーを受ける。
ビールにとっては、ホップや麦芽だけでなく、水も大切な素材なのである。
 
 
次は仕込み工程へ移動。
仕込み設備を見る前に、設備が見えるガラス張りの部屋に入る。
ここでも、どのように仕込み工程が行なわれているのを映像で説明してくれる。
その後に仕込み設備のあるフロアに移動。
エスカレーターで1階降りる状態になるが、エレベーターもあるので、車いすの人は係が案内してくれると思う。
今回はベビーカーを押す夫婦がいたので、図らずもバリアフリー状況を確認する事ができた。
 
 
 
大きな仕込み釜がお出迎え。
 
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この奥に見えるエスカレーターで、ここに降りてくる。
エレベーターは、左手奥にあるみたい。
 
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平日なら工場も稼働しているがその日は土曜日だったので、ビール工場に居ます!!というい雰囲気はビジュアルだけでしか感じられなかった。
ビールのあの独特の匂いが欲しかった(笑)。
 
 
次は移動して、ビールの素材であるホップや麦芽、そして天然水についての説明。
ビール工場見学に行くと、必ずと言っていい程ホップや麦芽の香りや手触りを確認するコーナーがある。
更に、ホップは食べると苦いので食べないでくださいと言われるが、それでも食べてしまう人は必ずいる(笑)。
 
ホップのディスプレイ。
 
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ディスプレイの上に置いてある筒の中に、ペレット状になったホップが入っている。
この工場では、このペレットの匂いを確認する事ができる。
 
 
 
ホップは匂いだけだけど、麦芽は試食できる。ホップに比べると苦味はないので美味しいよ。麦だし。
  
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「水と生きる」サントリーならではの天然水についても、視覚的な説明があるのでとても解り易い。
 
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ちなみに、サントリーが天然水を使っているビール工場は国内に4ヶ所あって、東京・武蔵野ブルワリーが一番古くからある工場みたいだよ。
 
 
 
これは以前使われていたという貯酒タンク。
貯酒タンクの中に入ってビールの気分を感じながら次の工程へ移動。
 
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できたてのビールを缶に詰める工程は、今回は映像で確認。
平日なら実際に稼働している状況を見学できるのかもしれない。
他のビール工場でもそうだが、今は殆どの工程が機械化されていて、人間がする事はあまり多くなさそう。
勿論、素材の収穫時期の違いによって味が変わらないように、品質管理など重要な部分は人の手が入っているだろう。
 
 
 
ビール詰め込み中。
 
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この装置群が稼働していたら、壮観な眺めになるのだろう……。
 
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素材・仕込み・パッケージングの工程が終わったら、いよいよ試飲タイム♪
2階の試飲会場へは階段で降りるけれども、ここにも勿論エレベーターがあるよ。
 
試飲できるのは、「ザ・プレミアム・モルツ」と他に2種類。
今回は、「ザ・プレミアム・モルツ<香る>エール」と「ザ・プレミアム・モルツ マスターズドリーム」。
アルコールが飲めない人やお子様、運転する人にはソフトドリンクやビールテイスト飲料(所謂ノンアルコールビール)などが用意されている。
 
 
まずは「ザ・プレミアム・モルツ」を1杯もらって席に着く。
 
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ここでビアガーデン的なイベントをしたら、盛り上がりそう(笑)。
 
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おつまみも付いてくるよ。
 
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カンパイの後は、制限時間20分で1人3杯まで試飲する事ができる。
たった3杯しか飲めないのと思うけど、20分以内という制限があるので、意外と堪能できる。
試飲後は自由解散になるので、制限時間いっぱいまで楽しんでもいいし、売店でお土産を購入してもいい。
 
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さぁ、次は何を飲もうかな?
 
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売店には、スーパーやコンビニなどでも売っているビールから、ここでしか買えない限定商品など様々なアイテムがある。
限定商品だからと調子に乗って色々買ってしまうと、嵩張るし重いしで帰りが大変だよ(笑)。




サントリービールの他に、アサヒビール神奈川工場にも行った事があるけど、こちらも建物内はバリアフリーが充実している。
最寄駅から遠いのでバスで行くしかないのだが、このバスが……。
ノンステップバスだったかどうか確認していないので、車いすで行くのに問題ないかどうか判らない。
 
 
 
 

by:は
 
 
 
 

60名での車いす体験(通信71号より加筆)

昨年度の話になりますが、2月に市内成隣小学校より、5年生の総合学習で福祉やバリアフリーについて学ぶために、昭島市社会福祉協議会を通じて当センターにお声掛けがありました。

「学年全員の子供に、車いす体験をさせたい」というものでした。

これまでにも何回か小学校からの依頼はありましたが、当事者の話がメインで、簡単な車いす操作を代表の子をモデルに行なうくらいでしたので、学年全員の体験というのは初めての依頼でした。

CIL・あきしまがお呼ばれしたからには、車いすを使う障害者のリアルな生活や、どのようなバリアがあるのかを伝える絶好のチャンス!当事者職員による「車いすでの生活について」の話と、基礎操作を含む「車いす体験」を行なう事にしました。

会場は体育館で、午後の授業2コマ分。成隣小学校の5年生は、2クラス約60名。自分が5年生だった◎十年前は5クラスあったので、今はそんなにクラスが少ないのかと、少子化を実感…。とはいえ60名もいるし、今回は上記のような内容なので、職員がほぼ総出で対応することに。事務所では代表がお留守番となりました(笑)。

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60名での車いす体験(通信71号より加筆)

昨年度の話になりますが、2月に市内成隣小学校より、5年生の総合学習で福祉やバリアフリーについて学ぶために、昭島市社会福祉協議会を通じて当センターにお声掛けがありました。
「学年全員の子供に、車いす体験をさせたい」というものでした。
これまでにも何回か小学校からの依頼はありましたが、当事者の話がメインで、簡単な車いす操作を代表の子をモデルに行なうくらいでしたので、学年全員の体験というのは初めての依頼でした。

CIL・あきしまがお呼ばれしたからには、車いすを使う障害者のリアルな生活や、どのようなバリアがあるのかを伝える絶好のチャンス!当事者職員による「車いすでの生活について」の話と、基礎操作を含む「車いす体験」を行なう事にしました。
会場は体育館で、午後の授業2コマ分。成隣小学校の5年生は、2クラス約60名。自分が5年生だった◎十年前は5クラスあったので、今はそんなにクラスが少ないのかと、少子化を実感…。とはいえ60名もいるし、今回は上記のような内容なので、職員がほぼ総出で対応することに。事務所では代表がお留守番となりました(笑)。


昼休み中に車いす体験のセッティングをして、いよいよ午後の授業「総合的な学習の時間」が開始。
まず、当事者職員2名が「家庭での様子」と「生活する中での工夫」をそれぞれ話し、タイトル通り車いすの生活について、どのように暮らしどのように工夫をしているかなど、実生活を踏まえた内容をお話しました。おしゃべりも無く、みんな集中してまじめに聞いてくれました。

続いて車いすの基礎操作と体験。殆どの児童が車いすを、押すのも乗るのも経験した事が無いので、本当に基礎から行なわなければなりません。必要最低限の名称と注意事項を説明し、各クラスの代表者に対して、車いすの開き方や閉じ方、キャスター上げなどの基本操作の説明をし実践してもらう…。

必要最低限というものの、けがをしないよう丁寧に説明していたので、だいぶ時間がかかってしまいました。本来は、その後に全員が基本操作をやってみるという段取りでしたが、時間の都合で割愛となりました。

イメージ 1
キャスター上げ。なかなか上がらない…


休憩を挟み、3名1組になって単純なコースを使った車いす体験。用意された車いすは20台。コースはマットを重ねて作った段差と、カラーコーンの間を通るスラロームです。

イメージ 2

開始前に並んでいる間、それぞれに割り当てられた車いすで、押してみたり座ったり、一気ににぎやかに。乗り降りの際はブレーキをかけること、フットレストに乗って立ち上がらないこと、職員が子供達の様子を見ながら声をかけてまわりました。

スタートして、まずマットを越えます。マットの高さは約5cmですが、初めての車いすで初めてのキャスター上げでは、このくらいの段差でも簡単に越えられません。そして重ねたマットの部分は、車輪は動かないし車いすは上がらないので、みんな苦労していました。3ヶ所のマットに対して2人の補助員を配置していましたが、ほとんどの子が補助が必要なので、1人増やして各コースに補助員がつくことに。難易度を上げすぎてしまったかな…

イメージ 6
時間がかかることを見込んで、3コース設置。

イメージ 3
最初の一段。

イメージ 4
ここが難所!


マットを過ぎるとスラローム車いすがギリギリ通れる幅にカラーコーンを設置し、養生テープでコースのラインが引いてあります。てこずると思って作ったスラロームは、予想に反してみんな上手く通れていました。こちらは難易度が低かったかな…

イメージ 5
写真では線がわかりにくいですね…

1名ずつ、押して・乗って・見守ってを順番に体験して、ワイワイガヤガヤで車いす体験終了。

その後、再び当事者職員から「バリアフリーの街について」のお話。
短い時間の車いす体験でも、バリアがある事を感じられたと思うので、街中にあるバリアの話も、より想像し易く聞けたのではないかと思います。
車いす体験でのガヤガヤぶりがうそのように、再び集中して話を聞く子供たち。
たくさんの子供さんがいると多少ざわざわしたりするかと思いましたが、成隣小の子供たちの「お話を聞く姿勢」は、素晴らしかったです。

最後に児童の代表者から感想を述べてもらい、先生の締めのお話で今回の授業は終わりました。「これからは違った風景が見えるはず」「心をバリアフリーにするのは、みんなの行動でできる」という、先生から子供たちへの投げかけの言葉が印象的でした。
今後子供たちには、“違った風景” がどのように見えて、それをどのように感じてくれるのか。そして、どのように行動してくれるのか……。
街中で障害をもった人を見かけた時、その人が “困っていたら” 声をかけてみて、“必要ならば手伝って” くれればと思います。

感想をいただきました♪

後日、5年生全員からの感想を冊子のようにまとめて、届けてくださいました。
とても真剣に話を聞き、そこから車いすで暮らすこと、障害を持って生きること、社会のあり方…それぞれに一生懸命考えてくれたことが伝わってきました。

多くの子が、車いすでの行動の大変さを感じてくれたようです。また、小さい段差でも大きなバリアであることがわかり、通学路や街中でのバリアに気がついたり、どんな風なら大丈夫なのか考えたり、バリアフリーに興味を持ったと書いてくれたものもありました。
そして、街で障害のある人と出会った時に…ということを書いてくれた子もたくさんいました。日常の中に、障害がある人も当たり前にいる風景が見えていてくれたらうれしいです。





準備万端

令和元年で、1番気温が高い日だとか何とか言っていたような……。

今年もまた、暑くて熱くてイヤになる季節がやってくる。

この時期になると、CIL・あきしまの恒例行事を開催しなければならなくなる。

CIL・あきしまの夏の風物詩といえば、勿論“負のスパイラル祭”だよ。

……このフレーズ、毎年恒例になっている気がする(笑)。

という訳で、今年もエアコンのガスチャージをする季節になってきた。

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