(旧)自立生活センター・昭島の日常

東京都昭島市でひっそりと(笑)活動している福祉団体。地域で暮らす障害者の生活サポートや情報提供、移送サービスなどをやっています。

出前講座 糸 冬 了 。




終わって事務所に帰ってきた。


対象は5年生。
3クラスで100人ちょっとの生徒数。

まずは、体育館に集合。
当事者職員のお話の後、クラス毎に分かれて“車いす”“手話”“点字”のお勉強をする。
車いすについては、1組から行なう。
手話と点字は、別の教室でやっているらしい。



質疑応答中


車いすについての説明を、ザックリとする。
そんなに細かい説明をしても、きっと覚えられないだろうしね。

車いすに乗った事や押した事がある生徒が、思ったよりも多かった。
市内のイベントで『車いす体験コーナー』をやっているので、それに参加してくれた生徒もいるのかな?


続いて、今回体験するコースについての説明。
体育館内には、既にコースがセッティングしてあった。

跳び箱の踏切り板を2つ合わせた山が2つ。
段差にスロープ、カラーコーンのスラロームなど。

いつもやっている車いす体験コーナーとほとんど同じだ。
砂利道に見立てた人工芝が無いので、体育館にあったマットで代用した。



2人1組になって、“押す人”と“乗る人”になって、早速体験開始。

踏切り板は幅が狭いので、落ちる生徒が多かった(笑)。
段差は、キャスター上げが難しいらしく、なかなか上がらないようなので、スロープを設置して、スロープで上がるかキャスター上げで上がるか選択できるようにした。

慣れない生徒達には、数センチの段差でも引っかかってしまう。なので、20センチある段差を乗り上げるのは、とても大変だ。




一通り終わったら、押す人乗る人を交代してもう1周。
全員の体験が終わったら質疑応答や感想を言って終了。



……という流れを、2組3組と続ける。
クラスそれぞれに個性があるんだなぁ……と感じてしまった。
どのクラスがどうだというのは、割愛するけど。



午前中いっぱい使って行なった総合学習が終わったら、手話や点字の講師達と一緒に音楽室で給食をご馳走になる。





僕が小学生の頃は、こんなに少なかったっけ???と感じてしまう量だった。
食べ盛りの子供達は、これで足りるのかな?




個人的には、初めての出前講座。
もうちっと段取りに気を遣えばよかったなと、反省している。
説明する内容を全く考えていなかったり、同じ内容を3回続けるから、初めて話すのかさっき(のクラスで)話したのか判らなくなってしまったり……。
次こそは!!!!




by:は