(旧)自立生活センター・昭島の日常

東京都昭島市でひっそりと(笑)活動している福祉団体。地域で暮らす障害者の生活サポートや情報提供、移送サービスなどをやっています。

高尾山山頂に行ってきました!!

先月のCIL・昭島企画『高尾山に行こうよッ♪♪』の報告は、K氏によりすでにされていますが、そこで細かい所をほじくります。


電動車イスでケーブルカーの高尾山駅から頂上まで登れるのか、事前にネットで調べましたが、記事はあるのですが行き方がわからずに半信半疑でした。
でも、ゴールデンウィーク明けに電動車イスに乗った知人に会った時に、顔に絆創膏が貼られていたので尋ねたら、高尾山に行って下り道で車イスから落ちたとのこと。
では、行けるんだと確信を持ちつつ、以下は写真付きのドキュメントです。


まずは高尾山薬王院までの境内を進みます。
途中杉の苗木の寄贈者の木札を見ると、筆頭に北島三郎の名前があり、やはり八王子市だと思いました。















薬王院の山門や御護摩受付所を通り、大本坊の前に出ました。その時の写真がこちら。





ここで本当に行けるのかと不安になりましたが、丁度お坊さんに尋ねた所大丈夫と言われました(お布施もせずにごめんなさい。合掌)。
門の横に鬱蒼とした道が見えると思います。
この道を進むと建物の横に出て、渡り廊下の下をくぐり終えたら山頂への案内看板が見えます。





ここからは軽トラが通れる位の山幅があり、舗装もされていました。



40分程で見晴台に到着しました。


証拠写真をパチリ。







上の様子はこんな感じ。デートコースにもなっています。








これが高尾山の二等三角点です。





引いてみるとこんな感じ。






確かに電動車イスで頂上に行くことはできました。
案内では緩やかな道と書いてありますが、手動車イスでも介助者が普通にいないとつらくなるような坂道の連続です。

でも、本当の問題はこれから。
写真でもわかるように登山道にはガードレールがありません。登りはガンガンと行けるのですが、下りは大変危険を伴います。





スピードを1番低速にしても、操作中に谷側の方に持っていかれてしまいますし、レバーを戻してクラッチをきかせてもタイヤと道路の間に小さい砂が入り込んでいると、惰性で予想より下ってしまいます。
ですから、行きはよいよい帰りは怖いということになります。

よろしかったら、充分に気を付けて挑戦してみて下さい。



P.S.
頂上の写真が少ないのは、みなさんが健康的で、タバコを吸っている人が一人も見かけられず、喫煙者の私は早々に下りる事を決めたからです。トホホ……






かば