(旧)自立生活センター・昭島の日常

東京都昭島市でひっそりと(笑)活動している福祉団体。地域で暮らす障害者の生活サポートや情報提供、移送サービスなどをやっています。

Let’s D・I・Y ~前半~

CIL・昭島にあるパイプイスのシートの張り替えをした。


3脚あるパイプイスは、某団体からもらった物だ。
その時点で座面や背もたれが破れ、黒色のガムテープで補修している状態だった。
ガムテープなので剥がれてきてしまうので、普通のガムテープで再補修をしながら、しばらくの間は使っていた。

そんな状態でお客様に使わせるのはどうなのかなぁ……。
丁度イスの数も足りなくなっていたので、ご近所のリサイクルショップで中古のパイプイスを購入する事にした。

破れているだけで座る分には、全く問題無いこのパイプイス。
捨ててしまうのはもったいないし、ちゃんと補修をすれば、新たに購入するパイプイスの数を少なくできる。


……という訳で、シートの張り替え。
必要最低限の予算しか出すつもりは無いので、DIYだ。


カーテン
自宅の引越しをした際に使わなくなったというカーテンを、女性職員が持ってきてくれた。
彼女の家には、“タッカー”と呼ばれる便利な工具もあったので、それを借りる事にした。

あと必要な材料は針だけ。

早速、ご近所のホームセンターで498円で買ってきた。後のがタッカー。
大きなホチキス


破れた座面を剥がして布を張るより、そのまま上から被せる方が手間は少なそう。
しかし、破れた状態のままだと座り心地が悪そうなので、ガムテープをキレイに張り直す。

使用前 ガムテープをキレイに張り直したパイプイス。
使用後 背もたれ・座面を外す途中。
ケルトンなイスの完成。 座る?

特に意味はないケド、それぞれを並べてみた。
意味無し。




カーテンを置いてみて、完成後のイメージを確認。花柄は派手だね(笑)。
イメージ



リサイクル
座面のウラのシート(コレ、何て呼ばれる部分だ?)は、もう1度使うつもりなので、丁寧に剥がす。



CUT。
座面を合わせて、少し大きめにカットする。




対角線上に打つべし!
4辺の中心から、タッカーを打ち付けていく。

カーテンの裾部分とかあんまり気にしていなかったから、切るのが大変だった。
タッカーの打ち付けヶ所は、ネットで体験談を探して見よう見まねでやっているので、ちゃんと出来ているのか不安……。



更に、対角線上に。
4角の“しわ”の処理が結構難しい。
ビニール地のテーブルクロスを買ってきて、それを張り替えようと思っていたが、不要カーテン生地があったのでそちらを使った。
それで正解だった。



結構テキトー。
余分な布をカット。既存のシートが見えているけど気にしない。




見えない所
色のバランスが悪いけど、座れば裏側は見えないので、やっぱり気にしない。




一丁あがり
座面のできあがり

カーテン生地の下に、うっすらとガムテープが透けている。そういう所まで気を配れなかったのが悔やまれる。
苦労して打ち付けたので、今更剥がしてどうこうする気力は……もう無い。
あと2脚分あるし……。




無茶な形だ。
背もたれは、上部の窪みや微妙なカーブがネックになりそう。



ゴミも増える。
案の定、しわの処理が難しく、上手くタッカーを打ち込められなかったので、針を大量に無駄にした。
ホームセンターで買った針は2400本入りで、そんなに沢山必要無いだろうと思っていたが、このペースで無駄打ちしていくと、いささか不安になってくるなぁ……。




完成♪
1脚、完成♪
初挑戦にしては、なかなか上手く出来たと自画自賛



1脚だけで午前中いっぱいを費やしてしまった。
ちょっと、お昼ご飯を食べてこようっと。