(旧)自立生活センター・昭島の日常

東京都昭島市でひっそりと(笑)活動している福祉団体。地域で暮らす障害者の生活サポートや情報提供、移送サービスなどをやっています。

特定非営利活動法人って……

CIL・昭島は、基本的に年4回の理事会を開催している。
理事の方々に毎回叱咤激励され、身の引き締まる思いである。


問題は、議事録作成だ。

全くもって作業が捗らない。
そもそも、正式な議事録の書き方が解らないという事が、致命的な問題だと思う。

去年までは小型のテープレコーダーに録音して、それを聴きながらテープ起こしをしていた。
理事の発言を1字1区正確に書き起こし、体裁を整えるという作業は、慣れていないせいか本当に大変だ。
(↑最近の議事録は、そこまで正確にしないでも良いという事になった。)
しかも、録音状態が決して良いとは言えないので、何度も聞き直さなければならず、そのために何度も巻き戻さなければならないので、その行為で大幅なタイムロスになってしまう。

それを通常業務の合間にやるから、更に時間がかかる。


去年、ICレコーダーなる便利アイテムを購入したので、随分楽になった。
集音状況は格段に良くなった。時間も気にせず録音できるし、PCに取り込めば、いわゆる巻き戻しも簡単だ。

書き起こす人の能力に何ら変化が無いから、作業時間の大幅な短縮にならないところが残念な部分ではあるが……。



さて。
ここからが本題。


約1年前の理事会から4ヶ月前の理事会まで、4回分の議事録がやっと完成し、議事録署名人の署名・捺印も滞りなく揃った。

これで、懸念していた役員変更に関する色々な事が出来る。
約8ヶ月前に理事に就任していただいた方や、4ヶ月前に理事を辞任した方の申請や登記など……。

本来は、NPO法人を管轄している東京都には“遅滞なく「役員の変更等届出書」を提出”し、所轄法務局には“2週間以内に登記”しなければならないのに。



東京都への変更届は、書類が少ないのですぐに作成する事ができた。
大変なのは、法務局での登記用の書類の方だ。
該当する議事録だけでなく、定款やOCR用紙、委任状など無駄に紙が多くなる。

今回の場合……
・申請書
・該当議事録(就任承諾書も援用)
・辞任届
・定款
・委任状
OCR用紙
……が必要だった。

書類が多い
これが今回の書類。
尚かつ、議事録や定款は原本を保管しておきたいので、原本還付のための書類(コピー)も用意する。


登記の際には、毎回何かしら漏れがあって、訂正無しで登記できた試しがない。
今回も登記事項が多いので、不安要素は多い……。



立川市にある東京法務局立川出張所へ行く。
担当窓口では、他に応対している人がいたので、しばらく待たされる……。


やっと順番が来た。


神経質そうな担当者が細かくチェックをする。
“何か”があったらしく、自分のパソコンの方に行ってしまった……。


どうやら、理事の再任(全員重任)の登記を忘れていたらしい。
言い方としてはそれだけで済むのに、担当者の言い方は回りくどく、最初は意味が理解できなかった。

2年に1回の理事の再任、本来は2009年6月の総会で行なわなければならなかった……。


流れとしては、こうならなければならなかった。
2009年6月  →   2009年7月  2009年10月
理事Aさん就任  理事全員重任  理事Bさん辞任
          ↑ここが抜けていた。          



確かに登記簿を見ると、
『平成19年 7月 1日重任』
『平成20年 7月 1日登記』
と書いてあった。

登記が2008(平成20)年だったので、再任は来年と勘違いしていた。



も1度やり直し……。
3月の理事会で、臨時総会を開催して貰わなければならない。




何だか……。
福祉有償運送の更新申請や、理事の役員変更など、毎年毎年何かしらの申請書を書いている気がする……。




by:は
これを書いてて思ったが……。
登記はともかく、東京都への申請は議事録はいらないので、先にやっていても良かったのかもしれない……。