(旧)自立生活センター・昭島の日常

東京都昭島市でひっそりと(笑)活動している福祉団体。地域で暮らす障害者の生活サポートや情報提供、移送サービスなどをやっています。

勉強会&フェス、 糸 冬 了 。

18日(土)は、保健福祉センター(あいぽっく)で、女性への暴力についての勉強会が、20日(月)は、市民会館・公民館にて、いきいき健康フェスティバルが行なわれ、それぞれ無事に終了しました。

ザックリとした感想のような報告を……。



~女性への暴力についての勉強会~
講師の田口さんは、元々障害者関連の仕事をしていたそうです。

売春防止法”という言葉を耳にする事はありますが、これまでに1度も改訂されていない法律であるばかりか、実は女性にとってはあまり歓迎される内容でないようです。
“売る”女性を処罰するための法律であって、“買う”男性に対してはお咎め無し。
もちろん“売らせる”側が男性であれば、処罰の対象になる事は言うまでもありません。

全国で50ヶ所ほどの婦人保護施設も、そこを利用している方は1000人くらいしかいないという。
これは、集団で生活する事を嫌う女性がいるという事だけでなく、暴力被害を受ける事によって抵抗する術を失ってしまう女性が多く存在する事に他なりません。

暴力が与える影響は多大なものがあると改めて感じました。


予定していた定員には少し足りなかったですが、皆さん真剣に耳を傾けていて、男性からの質疑応答が多かったりと有意義な勉強会でした。

真剣に聞いてます
男女比は、半々くらいの参加者たち。



~いきいき健康フェスティバル~
3連休の最後の日だからなのか、来場者が若干少ない印象は否めませんでした。
それでも、以前に移送サービスの運転スタッフをしてくれていた方も手伝いに来てくれて、イイ感じな盛り上がりでした。

車いす体験コーナーの参加人数は、延べ107人。
イベント開始当初は全体的にパッとしない雰囲気で、CIL・あきしまブースの方に来る人はチラリホラリ状態でしたけれど、徐々に参加者が増えていきました。

興味津々で車いす体験をするのは、やっぱり子供……それも未就学な小さい子が多いです。
残念な事に、大人はあまりやりたがりません。

特に高齢者と呼ばれる事に抵抗がありそうな年代の方は、まだそんな歳ではないという態度。
……イベント帰りに事故に遭い、車いすを使わざるを得なくなるかもしれないのに。
年齢なんて関係ないのに……。

車いすに乗った事があるという方が、多くなってきている今日この頃。
体験コーナーも、何かしら変化を付けた方が良いのかなぁ……。

朝の雰囲気
まだまだ人が少なかった時間帯……。



参加してくれたりお手伝いしてくれた皆様、ありがとうございました&お疲れ様でした。