(旧)自立生活センター・昭島の日常

東京都昭島市でひっそりと(笑)活動している福祉団体。地域で暮らす障害者の生活サポートや情報提供、移送サービスなどをやっています。

ATMとの格闘記

3月下旬に行なった2回の募金活動
翌週にはいただいたお金をまとめ、「ゆめ風基金」に振込みに行っています。

振込みをお願いした利用者に、その時の顛末を書いていただきました。



被災地障害者への支援 ~募金活動の入金するにあたって~

元気よく「“ゆめ風基金”の入金してきます~」と言って事務所を出ていったはいいが、果たして機会オンチの俺はちゃんと送金できるかが問題でした。まぁ~やればできるよと甘く考えていたら大間違いで、いざ入金しようと思ってATMの列に並んで、まず失敗。
払込用紙を書くのを忘れてしまった。
せっかく並んだのに、用紙を書くため列を外れた。
よ~し書けた、これで送れると思って並ぼうとして用紙を確認したら、あらまぁ~どうでしょ。
自分の住所が書いてあるじゃありませんか。
送り先(ゆめ風基金)と送り主(自立生活センター・昭島)はちゃんと書いたのだが、なにを思ったのか、自分の自宅の住所を書いてしまった。

あとちょっとで入金できる順番まできてるのに~。自分にイラッときた!
何をやってんだかなぁと思いながら、また最初からやるはめになってしまった。
まぁ、自分のせいなんだけど。

今度は用紙を書く時、よ~く確認しながら書きあげました。
「本当に大丈夫か」と自分に言い聞かせながら、何回も目を通して書きました。
さぁ、後は入金するだけで終わると思っていた。

再度列に並び、やっとの思いで順番がきた。
お札と小銭があるので、まずお札をATMに入れたら、1枚だけはじかれてしまった。
何回入れてもはじかれてしまう。しかたがないので局員を呼ぶ事に。
なぜかはじかれてしまうんですと言ったら、局員が、ではお札の交換をしますからと言ってくれた。
その時後ろを見たら、えらく人が並んでいたのにビックリ。
本人は時間がかかると思い、順番をゆずったのでした。

お札を交換してもらい、またまた再度並ぶ事に。
やっと順番がきて入金しようと思い、お札を入れ小銭を入れたら、今度は30枚位で受け入れてくれない。ここからATMとの戦いが始まった。
100円玉・50円玉・10円玉・5円玉・1円玉とけっこうあるのだ……。今度は小銭に泣かされるのかよと思った。
これで送金が終わると思ったのに~。またもや局員を呼ぶ事となった。

2回も呼ばれた局員も、「窓口で送金されては?」とは言っていたのだが、「送料の負担額は少しでも安い金額で送りたいのです。なぜなら被災地へ送金するため、なるべく1円でも多く送りたいからです。」と言ったら、わかりましたと局員が答えてくれた。

局員にお札にしてもらえる分だけ両替してもらって、4回目の挑戦となった。
なんだかんだで送金するのに、1時間位かかってしまった。

入金(送金)するのに、こんなに疲れるとは思わなかったです。



どうもありがとうございました&ご苦労様でした。
格闘の末に無事ゆめ風基金へ送金され、後日領収書が届きました♪
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