(旧)自立生活センター・昭島の日常

東京都昭島市でひっそりと(笑)活動している福祉団体。地域で暮らす障害者の生活サポートや情報提供、移送サービスなどをやっています。

電車に乗って…(その2)

皆様、いかがお過ごしだったでしょうか?
「当事者の日常」担当のKでございます。

以前、このコーナーで電車に電動車イスで乗る様になった
経緯を少し書きましたが、(覚えてない?)→ココで確認。

電動車イスのまま電車に乗れる」と知ったことで、
外出に対して躊躇や不安が減り、行動範囲も広がり、
自分の視野を広げる良いキッカケになりました。


電車を使い始めた当時は、最寄りの昭島駅ではなく、
中神駅を主に使って電車に乗っていたんですよ~。

理由は、昭島駅にはエレベーターもエスカレーターも無く、
長い階段を駅員に抱えてもらうのが怖かったし
面倒だったので、スロープでホームに直行できた
中神駅の北口を利用していたのです。

こんな風に、どうやったら電車が使いやすいか?
と自然と考えたりして、そういう事がたのしい自分を
発見して、嬉しかったのを覚えています。


すべてはここから始まったのです・・・なんちゃって。


次回につづく(かも?)   K

 
※補足
現在は昭島駅にもエレベーターが設置されています。
青梅線立川駅青梅駅間では、牛浜駅を除き、ほぼ車いす対応駅になっています。
 
 
※補足2
中神駅に設置されていたスロープは、こんな感じでした。
イメージ 1
事務所内に保管してある写真を探してみたけれど、
スロープ全体が写っている物は無かった……。
 
 
イメージ 5
傾斜は緩いが、距離が長いスロープ。
 
 

イメージ 2
ちょっと見難いけど、入口には『車椅子専用通路』という看板が設置されている。
 
 
 
イメージ 4
スロープを登った所にインターフォンがあり、駅員を呼んでカギを開けてもらう。
ここにタイムラグが生じるので、かなりのロスを覚悟する必要があった。

 

……ちなみに……

イメージ 3
駅員に抱えてもらってもらうの図
 
電動車いすの場合、基本は6名で対応する。
常駐している駅員が少ない駅では、事前に連絡しておかないと、
他の駅から駅員が来るのを待たなければならなかった。