(旧)自立生活センター・昭島の日常

東京都昭島市でひっそりと(笑)活動している福祉団体。地域で暮らす障害者の生活サポートや情報提供、移送サービスなどをやっています。

バリアフルの日常(今回も写真いっぱい)

もう殆ど、健常者職員の個人的な日記になっているこのブログ。
障害者職員すら何も書かないなら、テキトーに色々書くよ。
勿論、“自立生活センター・昭島”の冠が付いているので、その辺は一応考慮するようにはしている。……ホントか(笑)?

最近、このカテゴリーの記事を頻繁に更新するキッカケになった事がある。
バリアフリーだけじゃなく、バリアフルの記事でも良いんじゃない?」
……そういう助言をいただいたので、あぁ、それもアリかと光明が見えた気がした。
なので、自己満足なこの内容を更新し続けている(笑)。


車いす利用者が簡単に行けるバリアフリー情報は他の団体に任せて、健常者職員の目線で行った施設について、アレコレ報告する“バリアフルな日常”。



最近よく行っているビール工場見学。
キリンビールサントリービール、アサヒビールと続いているので、今回はサッポロビールの工場見学(千葉工場)に行ってきたよ。
ここは1人500円の参加費が必要。

ビール工場(千葉ビール園)津田沼駅新習志野駅→ビール工場とシャトルバスが出ているので、それで行くのが一番楽だろう。
但し、1時間に1本だし、車いす利用者はスペース的に1人しか乗れないっぽいので、複数人で行くにはちょっとハードルが高そう。
かと言って歩いて行くには、かなりの時間がかかる。

この日は、電車の遅延が幾つか重なってしまい、津田沼駅からのシャトルバスに乗り遅れてしまった。
歩いて行くには遠いので、タクシーを使った。
約2000円かかった……。


工業地帯の中にあるサッポロビール千葉工場。
ガラス張りのキレイな外観の建物内に受付がある。
 
 
 
 
 
 
 
すぐ横に、南極観測船(三代目)「しらせ(SHIRASE)」がいる。
このSHIRASEとビール工場を一緒に見学できるコースもあるらしい。
 
 
 
 
お台場にある南極観測船は何代目のしらせだ?
……後で調べてみたら、お台場は「しらせ」ではなく「宗谷」だった(笑)。
三代目というのは、南極観測船として三代目という事らしい。
因みに、宗谷は初代だ。
 
 
 
受付を済ませウェイティングスペースで待つ。
ここへは行くにはスロープが使える。
 
 
 
 
ウェイティングルームの一角には、歴代の缶ビールがあったり……、
 
 
 
 
現在発売中の缶ビールがあったり……、
 
 
 
 
古いポスターが展示されている。
 
 
 
 
時間になったので、係の誘導で横のらせん階段から2階に上がっていく。
 
 
見学ルートは2階にあるけれど、エレベーターが用意されているので車いす利用者でも大丈夫。
但し、予約時に申告しておく必要があるみたい。
 
 
 
見学のスタートは、ツアーゲートから。
ここでは、黒ラベルの星マークの由来についての説明を聞く。
北海道開拓使のシンボルマークの五陵星(北極星)を模しているそうだよ。
 
 
 
 
どこのビール工場でもそうだし当たり前だが、
案内してくれる方は話術に長けているので全く飽きさせない。
 
 
 
 
それまで、市販ビールでは当たり前だった加熱製法から非加熱な生ビールを、瓶で販売できるようになった。
それが、“サッポロびん生”。
今では当たり前な、黒地に金の星マークで販売されたびん生は、客が注文する際に「あの黒いラベルのビール」から、いつしか“黒ラベル”と呼ばれるようになり、それが正式名称へと変わっていった。
 
 
 
 
館内は、一部を除いて撮影OKだけれども、
フラッシュの使用は禁止されている。
せっかくのびん生も、逆光で全然判らない……。
 
 
 
 
ビールには欠かせないのは、麦とホップ(と水)。
どのビール工場でも、「我が社の麦とホップは、独自栽培しているので他とは違う!!」みたいな説明をしている。
そんなの当たり前じゃないのかな(笑)?
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
原材料の次は仕込み工程のコーナーで、大釜の説明など。
 
 
 
 
ビールを製造するために使用される大釜って、どこの工場でもやたらデカイ(これも当たり前だけど)。
基本的な形状はほぼ同じなので、どこで見ても変わり映えはしない。
 
 
 
 
 
 
 
一旦下の階に降りる。
左側にちゃんとエレベーターがあるよ。
 
 
 
 
この廊下は、所謂“映える”廊下らしい。
一応写真を撮ったけど、どこがどう映えるのか全く解らない……。
 
 
 
 
ここは、CMでお馴染みのフレーズが掲げている場所。
 
 
 
 
この先にあるパッケージングルームからは、写真撮影が禁止されている。
他のビール工場では撮影禁止なんて言われた事がないけど、全日ダメなのかラインが稼働している平日だからダメなのか判らない。
 
醸造されたビールが、缶や瓶に高速で詰められ、パックされ箱詰めされる様は、いつ見ても、どこで見ても一緒だ(笑)。
 
 
 
パッケージングルームの後は、サウンドルームという所に行く(ここも撮影禁止)。
ビールを作る様々な“音”をサンプリングして、ビールができるまでを映像化した物を見るコーナー。
 
……特にこれといった感想はない(笑)。
 
 
 
一通り見学した後は、お待ちかねのできたてビールの試飲。
マリンサロンでゆっくり飲める。
 
 
 
 
おつまみ付で、1人3杯までいただける。
 
 
ここでは、黒ラベルの更なる黒ラベルな「パーフェクト黒ラベル」が出てきた。
ただし、ビールはこの1種類だけ……。
 
 
 
マリンサロンの反対側はギャラリーになっている。
 
 
 
 
写真だけ撮ってちゃんと見ていなかったけど、
これは大人エレベーターのCMに出た人たちのサインなのかな?
 
 
 
 
 
 
 
見学後は、隣の千葉ビール園で昼食をいただく。
食事をするのは2階。
エレベーターを確認し忘れたけど、多分あると思う。
 
 
 
 
ビール工場とビール園の間にある階段を上がると……
 
 
 
 
ここも星マークが。
ちゃんと見えるのはマリンサロン側から。
 
 
 
 
帰りはシャトルバスを使ったよ。
 
 
 
 
 
この日はビール工場見学の後に、南青山の岡本太郎記念館にも行ってきた。
岡本太郎のアトリエ兼住居だった建物を記念館として解放している。
観覧料は、一般620円。
 
 
 
 
記念館は2階建で、残念な事にバリアフルだよ。
2階で行なわれている企画展は、今回は知らないアーティストだった。
 
 
 
 
2階の一角に、太陽の塔の中にある「生命の樹」の模型があった。
 
 
 
 
車いすでの入場が可能ならば、かつてアトリエだった1階の部屋には車いすでも行けそう。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
東京のど真ん中の一等地にも関わらず、庭がある。
この庭に入るだけでも、観覧料を取られちゃうみたい。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
これが「坐ることを拒否する椅子」か!?
 
 
 
 
 
 
 
2階のテラスからは、太陽の塔が覗いているよ(笑)。
 
 
 
 
庭の反対側にカフェが併設されているけれども、コーヒーは飲めないので全くスルーしてしまった……。
写真すら撮らなかったのは、勿体なかったかな?
 
 
 
 
せっかく岡本太郎記念館に行ったので、帰りに渋谷駅の壁画「明日の神話」も見てきた。
 
 
 
 
 
凄くデカい。
 
 
 
 
 
by:は