(旧)自立生活センター・昭島の日常

東京都昭島市でひっそりと(笑)活動している福祉団体。地域で暮らす障害者の生活サポートや情報提供、移送サービスなどをやっています。

DPI日本会議主催の講演会に行ってきました

先日、カッレ・キョンキョラ氏の講演会に参加してきました。

1部では、講演を聞き、2部では、シンポジュームでした。

会場は日本財団であり、事前に行き方や現地までの地図で調べて事務所を出て、余裕で10分前に到着く予定でしたが、四ツ谷で思っていたより乗り換え(移動)で時間がかかり、15分程遅れてしまいました。少し反省!


カッレ・キョンキョラ氏はフィンランド出身の呼吸器を利用する当事者で、テーマは、「ヨーロッパとフィンランドにおける自立生活センターの最近の動向」と「呼吸器や経管栄養を使用する人たちの治療停止問題について」の話しでした。

講演会の中で印象に残ったのは、尊厳死のことです。
数年前までは(フィンランドでの)重度障害者は、お金が掛かるので生きていく事を否定され、出生前診断や呼吸器の利用者には、安楽死の奨めがあったそうです。
カッレ・キョンキョラ氏も呼吸器を利用する事なったとき、同じ事を奨められ、当時のキョンキョラ氏は、これから先絶望的になり死ぬ事ばかり考えていたそうです。
でも、今では生きていて良かったとお話されました。


安楽死』はよく聞く言葉ですが、なんとなく避けて来たので、尊厳死のことを調べて見ようかと思いました。




典子